インターステラー(映画)結末を解説・考察します!伏線回収やその後の地球はどうなったのか?

遠い遠い未来の地球・・・地球は度重なる異常気象で作物は枯渇し、エネルギーの確保も困難になり人類は滅亡の危機にさらされる。

滅びゆく地球に住む人類は、新たな惑星に移住する「ラザロ計画」を実行する。

『インターステラー』は宇宙飛行士たちが、第2の地球を探す衝撃の宇宙体験。

インターステラーとは?

原題のインターステラーは「星から星へ」を意味し、別の銀河系を目指す「有人惑星間航行」で新たな惑星を目指す宇宙飛行士の任務が描かれます。

現代の宇宙技術では地球から一番近い水星に行くにも何光年の長期移動時間を要し、ましてや太陽系から外れ新たな惑星を見つけるには、世代が変わるほどの年月が必要。

しかし本作では、凄まじい重力を持ち何でも吸い込む「ブラックホール」の特異点であるワームホールに飛び込めば、一瞬で遠い銀河系へ移動できるのです・・・いわゆるワープ移動が可能!

劇中では、主人公の宇宙士クーパーがワームホールの中心部を抜けて、“テサラクト”と呼ばれる空間にたどり着く様子が描かれています。

果たして人類は危機に瀕した地球から、新たな惑星に移住できるのか?

あらすじ

近未来の地球は、異常気象による大規模な食糧問題に直面し人類滅亡の危機にあった。

トウモロコシ農場を営む元宇宙飛行士のクーパーは、NASAに招集され人類救済のためのプロジェクト「ラザロ計画」を聞かされる。

その計画とは、危機に瀕した地球から人類を移住させるための新たな惑星を探す任務!

第2の地球を探す宇宙の旅へ出る危険な任務に、娘のマーフィーは猛反対。

しかしクーパーは“必ず戻ってくる”と言い残して、別の銀河系を目指す有人惑星間航行(インターステラー)チームに加わることになった。

ブランド教授の娘・アメリアと、物理学者のロミリー博士、地質学者のドイル博士との4人のチームで、宇宙船エンデュランスに乗って地球を後にしたクーパーたち。

彼らは無事にワームホールを通過して、人類が住める惑星を見つけることができるのか! そしてクーパーと娘のマーフとの約束はかなえられるのか。

監督とキャスト

本作は脚本・製作・監督をクリストファー・ローランが務めたオリジナル作品です。

”時間を逆行する”という現実離れした衝撃的な題材と世界観は、ノーラン監督の得意とするところで、伏線が組み込まれたストーリーにも注目!

主演は、「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー。共演にアン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ノーラン作品常連のマイケル・ケインほかが出演。

張り巡らせた伏線の回収

本作は序盤からラストまで、最後に納得する数々の伏線が組み込まれています

・映画序盤でクーパーの娘マーフの経験する超常現象と「彼ら」と呼ばれる物体の正体?

 それは重力が働いたバイナリデータで、データは座標を示しNASAの秘密施設と研究員たちだった。

・ラザロ計画の別惑星移住のための方程式とは?

 NASAの研究員は48年前に土星近くに出現したワームホールを通れば、居住に適した星を探すことが可能であり、既にワームホールの向こう側には12の有人探査機を送っている。

・クーパーがマーフに告げた「必ず帰ってくるよ」の言葉?

クーパーは時空を超えた空間「テセラクト」の空間にたどり着き、目の前にはマーフと彼女の部屋が見えクーパーは、彼女に気づいてもらうために本を落とします。

映画序盤でマーフが言っていた心霊現象はクーパー自身がやっていたことで、STAYとメーセージを送っていたのは彼の仕業だったのです。

・クーパーがマーフに渡した時計

クーパーは旅立つ前にマーフにあげた腕時計の秒針めがけて、TARSが観測したブラックホール内の特異点データをモールス信号にし送り続けるのでした。

劇中に組み込まれた伏線は、空間と時間を超えて最後には結び付き、どれもぴったりとピースがあてはまるように伏線が回収されていくのは見事です。

その後の地球はどうなったのか?

宇宙飛行士が見つけた惑星は、第1の惑星・水の惑星だったが巨大な津波に襲われ間一髪で脱出、第2の惑星・氷の惑星は人類生存には適さず、最後の希望である第3の惑星は自分を犠牲にしたクーパーと別れた飛行士のエミリアがたどりつき、この惑星が人類が生存できる惑星である事を知ります。

その後、人類は宇宙ステーションを飛ばしエミリアが見つけた第2の地球を目指すのでした。

その宇宙船は、マーフの功績で打ち上げられた巨大なスペースコロニー「クーパー・ステーション」。

地球は“星の寿命”を迎えます。

まとめ

本作の主題はもちろん人類救済と宇宙への挑戦でしたが、さらに重要なメッセージとして根底に流れているのは「人類の愛」です。

そして非常にキリスト教的な意味合いもあり、「ラザロ計画」のラザロとはキリストに死から再生されたユダヤ人の伝説。

『インターステラー』は、科学的な考証を伝えながらも、1番重要なテーマは「人類を救うのは愛」という人間的かつ宗教的なメッセージが込められた作品でした。

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