ファイトクラブ(映画)結末を解説!ラストのエンディングから読み取れる意味とは?【プラピ主演】

映画のラストシーンでは、それが大きな意味を含んでいたり、予想外の大どんでん返しが展開されたり、時には何度見てもストーリーや結末の意味が理解しにくい難解な映画もあります。

1992年に公開された『ファイト・クラブ』も随所に伏線が張られ、ラストのエンディングもシュールで難解な作品です・・・エンディングから読み取れる意味とは?

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難解で疑問が残る難しい映画

2010年公開のクリストファー・ノーラン監督の『インセプション』は、現実と虚構が入り交じり見る者を混乱させるSFアクションで、ストーリーが難解の上にラストのコマが回るシーンも意味深な想像をかきたてる映画でした。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『メッセージ』は、世界各地に現れた宇宙船内の知的生命体に対する意思疎通を図ろうとする内容だが、言語学をベースにしたストーリー展開は実に難解で、難解な謎を解いた先に待ち受けるラストのメッセージも実に難解?

1985年公開テリー・ギリアム監督の『未来世紀ブラジル』は、近未来の情報に管理される人間社会を皮肉ったSFのブラックコメディだが、ラストはどう捉えていいのか?と言うほどの難解作品。 このエンディングを巡って、配給会社のユニバーサルスタジオとギリアム監督は、かなり対立したことが知られています。

名作『ファイト・クラブ』は、ラストのエンディングもシュールで難解な作品です

カルト的な人気を誇る『ファイト・クラブ』

世紀末の1999年に公開された『ファイト・クラブ』は、『エイリアン3』で知られるデヴィッド・フィンチャー監督作のカルトムービーとして、公開20年以上経過して今もなお根強い人気を誇っている作品です。

本作は、イギリスの映画雑誌「エンパイア」が発表した「歴代最高の映画ランキング500」で10位にランクインしたほどの傑作です。

ファイトクラブは、男同士が素手で殴り合う会員制の地下組織で、クラブで行われる1対1のファイトの意味は殴られて痛みを感じることにあり、人は痛みを感じることで生きていることを実感するという、主人公のセリフがあります。

キャストも繊細ムードのエドワード・ノートンと正反対タイプのブラッド・ピットが主演を務め、映画エンディングのどんでん返しが大きな話題を呼びました。

『ファイ・トクラブ』あらすじ

自動車会社でリコール調査に従事している“僕”(エドワード・ノートン)は、一流のブランド品に囲まれて物質的には不自由ない生活を送っていたが、精神的には満たされずに不眠症の日々を送っていた。

そんなある日、マンションの部屋を何者かに爆破されてしまった。

それをきっかけに、飛行機の中でタイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)という謎の男と隣どうしになった。

タイラーは自由で、マッチョで、自信家の男で、全てにおいて自分とは正反対の彼に“僕”は強烈な羨望を覚える。

やがて“僕”とタイラーは、メンバー共通のルールのもとで男同士が素手で殴り合う「ファイト・クラブ」という会員制の地下組織を立ち上げる。

「僕」は拳と拳を交えることで痛みを実感し、生きる意味を見出していく。

ところが組織はテロリズムに走り出し、クラブの会員はタイラー率いるテロ集団「スペース・モンキー」へ変貌し、大規模な社会への破壊行為を計画する。

その破壊計画を阻止しようとする”僕”は、衝撃的な事実を知ることになる!

衝撃的な事実とは?

主人公の僕は、実際にはタイラーという人物は存在せず、自分の別人格だったことを知ってしまう! すなわちタイラー:イコール:僕の妄想だったのです。

劇中では僕とマーラという女性との会話で、タイラーが主人公の別人格であることの「伏線」が張られていました。決定的なのは空港で「僕が違う人間になれる?」と自問する場面です!

映画は僕という一人称で語られているが、主人公の「僕」の名前が最後までハッキリ映画に現れない理由は、僕の本当の名前がタイラー・ダーデンである可能性も考えられます!

僕と正反対の人間タイプであるタイラーは、僕の理想とする人格だったのです。

そしてラストでは暴走した「僕」が自分の頬を打ち抜くことで、タイラーという人格を消すことに成功します。

ラストのエンディングから読み取れる意味とは?

印象的なラストシーンでは、ロックバンド・Pixiesの「Where Is My Mind?」が響き渡るなか、外に見える超高層ビル群が音を立てて崩れ落ちていく。

崩壊するビル群は、資本主義システムの中枢ともいえるクレジット会社や銀行などの金融系企業ビルで、物質至上主義の崩壊を示していると考えられます。

そう、この映画はブランド・ボーイと揶揄されるほどに消費社会にズッポリとはまっていた男がファイト・クラブによって自己を破壊し、男の戦う本能を目覚めさせ真の精神的自由を獲得した物語といえます。

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まとめ

一度観ただけでは理解できなかったり、疑問が残ったりする難しい映画たち。

でも難解な映画は、何回みても面白い!

『ファイト・クラブ』は、難解なカルトムービーとして今もなお根強い人気を誇っている作品です・・・だが、それにしても本作のラストシーンは謎すぎる。とても謎すぎる!

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