男二人は大金を賭けある勝負をする事にした・・・それは、100日間のシンプルライフ。
二人はすべての家財道具を倉庫に預け、裸一貫で所持品ゼロの状態から必要なモノを取り戻し100日間生活するという、とんでもない勝負だった!
『100日間のシンプルライフ』で、100日目を迎えた彼らが選んだ本当に大切なモノとは何だったのでしょう?
Contents
映画のベースとなった『365日のシンプルライフ』
本作のベースとなっているのは、フィンランドのドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』です。
この作品は、すべての持ち物をリセットした青年の365日の実験生活を記録した映画で、公開時には若者の間で一大ムーブメントを起こしました。
シンプルライフのルールは4つ。
①自分の持ちモノ全てを倉庫に預ける
②1日に1個だけ倉庫から持って来る
③1年間、続ける
④1年間、何も買わない
モノであふれている現代において、自分の人生に本当に必要なモノとは何か?物質的な価値とは何なのかを検証する実験的な作品です。
365日のドキュメンタリー
ヘルシンキ在住で26歳の青年ペトリは恋人と別れてからヤケをお越し、色々なモノを買い漁ったが物だらけの生活に疲れ果て、物だけでは幸福感を得られないと悟った彼は、
真逆の生活であるシンプルライフを実行します。
その生活はすべての所有物を倉庫に預け家の中を空にし、必要な物を取り出すのは一日にたった一つだけというルールを設け実験をスタートします。
果たして365日目にペトリがたどりついた答えとは?
この実話に基づいた話題作『100日間のシンプルライフ』を、ドイツ人俳優フロリアン・ダーヴィト・フィッツが監督と主演を兼務し、
イケメンの男二人がガチンコ勝負でテンポの良い掛け合いを見せるエンターテインメント作品として、大胆にアレンジしました。
あらすじ
幼なじみでビジネスパートナーの二人・・・パウルとトニー。
パウルはスマホ依存症で、トニーはコンプレックスの塊男です。
二人で起こしたアプリ開発事業も順調で、それぞれ自身の欲望を満たすための多くのモノに囲まれた生活を送っている。
ある日、新たに開発したアプリのプレゼンに成功し祝杯を上げるが、ひょんな事で全社員の前で大ゲンカをした二人は、酔った勢いで大金を賭けたある勝負をすることに。
それは、すべての家財道具を倉庫に預け、裸一貫で所持品ゼロの状態から1日1つずつ必要なモノを取り戻し100日間生活するという、とんでもない勝負だった。
ルールを破ったり、先にリタイアした方が負け!
自分の持ちモノすべてをリセットし裸からスタートした勝負は、不便の毎日です。
そして二人は勝負を通して、モノやデジタルに依存している生活に気づき始めるのです。
100日目を迎えた彼らが選んだ、本当に大切なモノとは?
主要キャスト
パウル役/フロリアン・ダーヴィト・フィッツ
本作で監督と主演を務めたドイツ人俳優フロリアン・ダーヴィト・フィッツは、ミュンヘンの芸術家一族として知られるフィッツ家に生まれ、英語とスペイン語も堪能です。
ボストン音楽院で学び、舞台デビュー後は主演と脚本を務めた『ヴィンセントは海に行きたい』で、最優秀作品賞など多数の映画賞を総なめにしました。
また、尊厳死をテーマにした2014年の『君がくれたグッドライフ』は、本国ドイツだけでなく複数の国の映画賞で高い評価を得ました。
『お名前はアドルフ?』では、モデル並みにカッコ良いのにちょっとお間抜けな役を絶妙に演じコメディキャラクターの演技を披露しています。
トニー役/マティアス・シュヴァイクホファー
マティアス・シュヴァイクホファーは、ドイツの俳優で声優や映画監督・プロデューサーとして幅広く活躍しています。
2011年の戦争映画『レッド・バロン』では、第一次世界大戦中に実在した撃墜王の短い半生に迫った戦争ドラマに主演しています。
最新作では、ザック・スナイダー監督のゾンビ映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』にも出演します。
あなたが選ぶのは服or道具?
公開された予告編では、酔いが醒め朝目覚めたら所持品がゼロの部屋で素っ裸の状態!
そして、勝負が始まり素っ裸で街の中を倉庫に向かって走る二人の映像が見られます。
寒いし素っ裸の二人が選んだのは、真っ先に服でした!
そしてそれから生活に必要なアイテムを毎日一つずつ、取り出して行くのです。
故に、所持品ゼロの時に選ぶのは服でした・・・それも下着ではなくコート。
まとめ
多くのモノに囲まれ、恵まれた生活を送っている二人。
そんな二人は裸一貫で所持品ゼロの状態から必要なモノを取り戻し100日間生活するという、とんでもない勝負を始めます!
勝負の結末と、二人が最後に選んだモノは何だったのでしょう?!
『100日間のシンプルライフ』2020年12月4日(金)公開予定
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