2019年は話題になる洋画が多かったですね!
とくにエンタメ要素の強い娯楽作が軒並みインパクトを残していった印象があります。
ディズニーの実写化『アラジン』や人気シリーズの続編『アナと雪の女王2』が日本で興行収入100億を軽く突破したり、『アベンジャーズ4エンドゲーム』や『スター・ウォーズ9スカイウォーカーの夜明け』、『ワイルド・スピード スーパーコンボ』など有名シリーズ作も多かったですね。
悪のカリスマ誕生の悲しき真実を描いた『ジョーカー』や、実話をもとに作られた『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』なども注目を集めました。
2020年はいったいどんな映画が公開されるのでしょうか。おすすめの洋画ベスト10をご紹介します!
ぜひ鑑賞の参考にしてみてくださいね!
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おすすめ洋画2020年(10位から7位)
第10位『ジョジョ・ラビット』
公開日 | 1月17日 |
監督 | タイカ・ワイティティ(『マイティ・ソー バトルロイヤル』など) |
キャスト | ローマン・グリフィン・デイヴィス、タイカ・ワイティティ、サム・ロックウェル、スカーレット・ヨハンソン |
ジャンル | ドラマ、コメディ |
時代は第二次世界大戦中、ひ弱で友達の少ない10歳のドイツ人少年ジョジョにはイマジナリーフレンド(空想上の友達)のアドルフ・ヒトラーだけが救いでした。
訓練で兎を仕留められなかったことから、周囲に”ジョジョ・ラビット”なる不名誉なあだ名で呼ばれますが、アドルフに弱音を聞いてもらい、励ましてもらっていたのでした。
あるとき自宅の隠し扉の向こうにユダヤ人の少女がかくまわれているのを見つけ、ジョジョはパニックに陥ります。
しかしそのことからジョジョは政治的な考えが変わっていき……
トロント国際映画祭で観客賞を受賞した本作。ナチスや戦争について、一人の少年の目線から描かれています。
主演のローマンはじめ登場する子役俳優の可愛らしい存在感も見どころです!
第9位『パラサイト半地下の家族』
公開日 | 1月10日 |
監督 | ポン・ジュノ(『グエムル漢江の怪物』、『スノーピアサー』など) |
キャスト | ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク |
ジャンル | コメディ |
名監督と名優がタッグを組んだ話題の韓国映画『パラサイト半地下の家族』
父が失業中で貧しい生活をしているキム一家の長男ギウに家庭教師の仕事の依頼がやってきます。
その依頼先がIT企業の社長パク・ドンイクが暮らす大豪邸……!
パク一家の心を掴んだギウは自分の妹を新たな家庭教師に推薦、徐々にキム一家はパク一家にパラサイトしていくというブラック・コメディです!
韓国では大ヒットし、日本の先行上映でも高評価!観て損なしの映画でしょう!
第8位『トップガン マーヴェリック』
公開日 | 7月10日/td> |
監督 | ジョセフ・コシンスキー(『トロン:レガシー』、『オブリビオン』など) |
キャスト | トム・クルーズ、ヴァル・キルマー、マイルズ・テラー |
ジャンル | アクション、シリーズ |
1986年に公開され大ヒットした『トップガン』が34年越しの待望の続編がついに公開されます!
伝説のパイロット・マーヴェリックを演じるのは、前作で一躍ハリウッドのスターに登りつめたトム・クルーズ。
若かりし頃のトムももちろん最高にかっこいいのですが、今の爽やかさと渋さを兼ね備えた彼はまさに伝説級のかっこよさ!
監督は『オブリビオン』で一度タッグを組んだジョセフ・コシンスキー!
本作でも爆音・高速のスカイアクションに胸が熱くなること間違いなしです……!
第7位『ワンダーウーマン1984』
公開日 | 6月 |
監督 | パティ・ジェンキンス(『モンスター』、『ワンダーウーマン』など) |
キャスト | ガル・ガドット、クリス・パイン、クリステン・ウィグ |
ジャンル | アクション、実写化、シリーズ |
活躍する女性像イメージをけん引し、男女問わず魅了した前作のヒットがまだまだ記憶に新しいですが、続編が公開されます!
日本ではスーパーマンやバットマンの陰に隠れがちでしたが、実写化シリーズのヒットに伴い知名度がかなり上がりましたね。
本作でも強く美しいガル・ガドットがワンダーウーマンを演じ、華麗なアクションをみせてくれます。
前作では美しくも悲しい退場をしたクリス・パインも引き続き登場し、気になるポイントも盛りだくさんです。
実はスーパーマン並みに強い彼女の大活躍はぜひスクリーンで観たいですよね!
おすすめ洋画2020年(6位から4位)
第6位『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
公開日 | 3月20日 |
監督 | キャシー・ヤン(『Dead Pigs』など) |
キャスト | マーゴット・ロビー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジャーニー・スモレット=ベル、ユアン・マクレガー |
ジャンル | アクション、実写化 |
『ワンダーウーマン』に引き続いてDCエクステンデッド・ユニバースから、『スーサイド・スクワッド』のその後を描いた本作。
過激で個性的なキャラクター性は多くの人の心を鷲づかみにし、『スーサイド・スクワッド』における注目度に関してはほぼ彼女のひとり勝ち状態でしたね。
本作は主演のマーゴット・ロビーの打診から始まったのだとか。
女性キャラクターが複数登場し、監督も女性が務め、まさに時代を反映した作品と言えるのではないでしょうか。
それだけに期待するなと言うほうが無理な話ですよね。華麗なる覚醒、楽しみです!
第5位『ムーラン』
公開日 | 4月17日 |
監督 | ニキ・カーロ(『スタンドアップ』、『赤毛のアン』など) |
キャスト | リウ・イーフェイ、ジェット・リー、ドニー・イェン |
ジャンル | アクション、ドラマ、実写化 |
近年『シンデレラ』、『美女と野獣』、『アラジン』など長く愛され続けている不朽の名作アニメーション映画を実写リメイクしているディズニー。
2020年には『ムーラン』が公開されます!
ディズニー実写化はいずれもかなり力が入っていてどれもヒットしていますので、本作も期待できるのではないでしょうか。
公開されている予告編やキービジュアルを観る限り、アニメよりもややシリアスでアクション要素が強い作品に仕上がっているようですね!
アニメではコミカルな演出も魅力のひとつでしたが、元々アクション映えする内容でもあるので、改めて大きなスクリーンで観るには理にかなった変化かもしれませんね!
ムーランにぴったりなリウ・イーフェイに、ジェット・リー、ドニー・イェンといった渋かっこいいアジア系のスターがキャスティングされ、『ムーラン』の世界観に浸れそうなところもポイントです。
第4位『ブラック・ウィドウ』
公開日 | 5月1日 |
監督 | ケイト・ショートランド(『さよなら、アドルフ』、『ベルリン・シンドローム』など) |
キャスト | スカーレット・ヨハンソン、デヴィッド・ハーバー、フローレンス・ピュー、レイチェル・ワイズ |
ジャンル | アクション、実写化、シリーズ |
MCU24作品目にあたる『ブラック・ウィドウ』は、『アイアンマン2』に登場以来様々な作品で活躍してきた女性スパイ、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフが主人公の作品です。
『シビル・ウォー/キャプテンアメリカ』の直後を描いた作品で、時系列で言うと過去の話ということになりますね。
『アベンジャーズ』シリーズや『シビルウォー/キャプテンアメリカ』でも過去に何かあったことを思わせる発言が多く、すべてを回収されきらないままエンドゲームしてしまったので、本作でどんな秘密が明かされるのか非常に気になりますよね…!
クールだけど実は優しくて誰よりもチームを大切にしてきたナターシャの姿をまたスクリーンで観られるだけで本当にこれは感謝するべきです。
みなさんも感謝して観ましょう!!
おすすめ洋画2020年(3位から1位)
第3位『キングスマン:ファースト・エージェント』
公開日 | 9月 |
監督 | マシュー・ヴォーン(『キック・アス』、『キングスマン』など) |
キャスト | レイフ・ファインズ、ジェマ・アータートン、ハリス・ディキンソン |
ジャンル | アクション、実写化、シリーズ |
今や人気シリーズになったスパイアクション映画『キングスマン』
「始まりの物語」が描かれる本作『キングスマン:ファースト・エージェント』では、過去作に登場する組織キングスマンの誕生秘話が明かされるそう。
舞台は過去にさかのぼり、第一次世界大戦の勃発前夜。
華麗で洗練されたアクションで、不思議とおしゃれな気分になれるお得なアクション映画です!
監督はマシュー・ヴォーンが続投、キャストは新たにレイフ・ファインズ、ハリス・ディキンソンがキャスティングされています!
公開延期が発表されましたが、無事に9月に公開されるように祈りながら楽しみに待ちましょう!
第2位『フォードVSフェラーリ』
公開日 | 1月10日 |
監督 | ジェームズ・マンゴールド(『17歳のカルテ』、『LOGAN/ローガン』) |
キャスト | マット・デイモン、クリスチャン・ベール |
ジャンル | ドラマ |
全米で初登場第1位、映画批評サイトRotten Tomatoesで驚異の92%を記録した話題の映画です。
ル・マン24時間耐久レースの絶対王者フェラーリに対抗し、フォード・モーター社は気鋭のカーデザイナーとドライバーにフェラーリに勝てるレースカーの開発を依頼します。
1966年のふたりの男が王者に挑む様と友情を描いた実話で、ダブル主演の名優のぶつかり合うような演技も見どころ!
アカデミー賞最有力の一本とされる本作は、2020年是非とも見ておきたい映画ではないでしょうか。
ふたりの信頼や友情、不可能に近い状況を打破するための情熱と挑戦といった熱いストーリーを持った作品なので車やレースには興味がないという方にも絶対おすすめです!
第1位『TENET/テネット』
公開日 | 9月18日 |
監督 | クリストファー・ノーラン(『インセプション』、『インターステラー』など) |
キャスト | ジョン・デヴィッド・ワシントン、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、マイケル・ケイン |
ジャンル | アクション、SF |
ヒット作が続くクリストファー・ノーランがしかける新作『TENET/テネット』が9月に公開予定です。
「主義」、「教義」といった意味をもつ「TENET/テネット」ですが、一体それがどうストーリーに絡んでくるのか……実はまだ本作のあらすじの多くは明かされていません。
国際スパイが世界をまたにかけるアクションとしてノーランが自ら脚本を執筆、のちに「スパイ映画の観点から飛び出した」「多くのジャンルを横断した作品」と語り、深みのある世界観が楽しめるのではないかと期待に胸が膨らみます!
さらにこだわりの映像美でも知られる監督だけに、視覚的な見応えもありそうですよね。
公開されているキービジュアルも不思議な錯覚に陥るようで、狙ってか回文になっているタイトルも相まって単なるアクション娯楽ではなさそうなことは容易に想像できます。
まだまだ謎だらけではありますが、それでも期待してしまう……おそらく鑑賞しても考察の余地を残すような作品なのではないかと思います。
まとめ
人気シリーズの続編と、アメコミ含め実写化作品が多いですね!
『トップガン』など、長年経ってからの続編やリメイクが多いのも印象的ですね。
また、あえて選んだ訳ではないのですが、女性監督・女性主役の作品が多く、ハリウッドに新しい風が吹いているのがわかります。
2019年も『キャプテン・マーベル』、『アナと雪の女王2』など女性監督による女性が活躍する映画が話題になりましたよね。
もちろん内容も面白かったので、2020年も楽しみなラインナップです。
正直10作では収まらないくらいにおすすめの話題作がいっぱいです……!
最後のクレイグボンドと言われる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』や、アンジェリーナ・ジョリー参戦で沸いたMCU『ジ・エターナルズ』、カプコンゲーム実写化でおなじみのポール&ミラの『モンスターハンター』が公開予定など……
今年も充実した映画ライフになりそうですね!
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