美しくも激しく、奔放、そして妖しい女・・・エマ。
魅惑的で妖しい女・エマは観客をも欺く「 罠」 を仕掛けます。
『エマ、愛の罠』は、美しき女ダンサーを主人公に挑発的でエモーショナルなダンスと映像美で、きわめて不道徳な“愛の罠”を仕掛けていきます。
Contents
刺激的なレゲトンダンスが最高!
本作の見どころは、エモーショナルなレゲトンダンスのビートと踊りです。
エマたちダンサーが路地やトラムの駅、屋上、駐車場、バス、教会、果てはロープウェイの中で踊るシーンは・・・最高です!
中南米発祥のレゲトンダンスは、HIPHOPにレゲエとラテンの音楽が融合したノリノリの曲に、腰フリフリのセクシーな踊りを組み合わせた、実に刺激的なダンスです。
レゲトン楽曲は2004年頃にレゲトンアーティストのダディ-・ヤンキーの曲が国際的にも大ヒットし、このジャンルが一躍世間的な人気を得るようになりました。
その後もその熱いビートリズムは世界中のクラブチューンとして愛され、その曲に合わせて躍るレゲトンダンスはフィットネススタジオでも取り入れられ、全身を使うダンスとして女性に人気があります。
『エマ、愛の罠』は、この刺激的でエモーショナルなレゲトンダンスを交えながら妖しい魅力を持つセンセーショナルなヒロイン・エマの衝撃的な秘密が描かれます。
本作で、エマたちダンサーが踊るレゲトン楽曲はチリ育ちのミュージシャン「ニコラス・ジャー」のスコアで、一緒に踊りだしたくなるような心地よいリズムです。
ざっくりあらすじ
チリのバルパライソで、コンテンポラリーダンスを踊っているダンサーのエマ。
エマは、振付師のガストンと結婚しています。
そんなエマは、ある事件をきっかけに心のよりどころを失いました。
そして振付師の夫との結婚生活も、破綻します。
亀裂の入った夫婦はお互いを引き寄せ会いながらも・・・離別します。
自由になったエマは、複数の男女と自由奔放な情事を繰り返していきます。
そんなエマは、バーで出会った実直な消防士アニバルに近づいていきます。
アニバルには妻がおり、エマは二人を虜にします。
しかし、自由奔放に生きるエマにはある秘密が隠されていました。
そしてラストには・・・衝撃的で最高に清々しい結末が待っているのです。
キャスト
監督はチリ出身の俊英 パブロ・ラライン
本作の監督を務めた、チリ出身のパブロ・ラライン監督はチリ映画「ネルーダ」でチリの国民的文学者の逃亡サスペンスを描き、その独創的作風で注目されました。
2016年公開のナタリー・ポートマン主演でジャクリーン・ケネディ婦人を演じた「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」の監督も務め、本作は第89回アカデミー賞3部門にノミネートされ絶賛を浴びました。
またラライン監督が製作を務めた2017年のチリ映画「ナチュラルウーマン」は、第90回アカデミー賞の外国語映画賞を獲得しました。
ラライン監督は数々の映画賞にもノミネートされている、チリを代表する映画監督です。
ヒロインは期待の新星マリアーナ・ディ・ジローラモ
主人公のエマは妖しい魅力を放ち、固定概念にとらわれず自由奔放でありながらも自分の意思をしっかりと持つ女性です。
本作でヒロイン・エマを演じるのは、期待の新星マリアーナ・ディ・ジローラモ。
ラライン監督が主演のヒロインを捜している中で、彼女に会ってから10分後に主演をオファーしたというチリの新星スターです。
そんな妖しくも魅惑的な雰囲気を持った彼女の演技に、注目が集まります。
エマの夫・ガストン役/ガエル・ガルシア・ベルナル
エマの夫・ガストン役をメキシコの俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが演じます。
ガエル・ガルシア・ベルナルは、「天国の口、終りの楽園」で第58回ベネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞・新人俳優賞に輝き、「モーターサイクル・ダイアリーズ」「バベル」などの話題作に出演し続けています。
エキゾチック系イケメン俳優ガエル・ガルシア・ベルナルは、ラテンアメリカだけでなく欧米でも俳優・プロデューサーとして活躍中の国際派俳優です。
『エマ、愛の罠』海外の評判
本作は、第76回ベネチア国際映画祭コンペティション部門やカナダのトロント国際映画祭2019に正式出品され、「とても奇妙でとても美しく、この時代に最も大切なことを語っている」という評価や「常に観客の一歩先を行くスリリングさ!」などと絶賛されました。
その反面「不道徳で刺激的」と称され、自由奔放に多数の男と関係を持つエマの生き方や、エロティックでエモーショナルなレゲトンダンスや、挑発的な映像も話題となりました。
特に、エマが登場した全員と寝るモンタージュのエロチックな映像シーンの美しさは本作の中でも群を抜いています。
ネットの反応
本作品へのネット上のコメントでは・・・
「登場するダンサーたちが、めちゃカッコイイ」
「何よりダンスと音楽がグー!」
「かっこいいダンスと音楽でテンションが上がり楽しい!」
「色彩豊かで、どのシーン切り取っても絵になる!!」
コメントが示すように、冒頭から躍動感溢れるダンスと音楽を組み合わせた独特の映像が高評価で、「雰囲気とリズムに満ちた作品」と評されています。
反面、養子縁組という重いテーマが展開されますがチリの雰囲気と人々の偏見などが分かって面白かったというコメントもあります。
まとめ
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妖しい美女が仕掛ける愛の罠とは、どんな仕掛けなのでしょうか?
その仕掛けは、ラストに衝撃的で最高に清々しい結末が待っているのです!
本作で、ダンサーが踊るのはレゲトンと呼ばれるジャンルの楽曲で、チリ育ちのミュージシャン「ニコラス・ジャー」のスコアは一緒にフリフリしたくなるようなビート感が有ります。
映画『エマ、愛の罠』2020年10月2日公開予定
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