さびれた場末のホテル。
集まった客は全員殺し屋。
姿の見えない何者かが仕掛けた罠に、殺しの連鎖が果てなく続く…。
10人の殺し屋たちによる騙しあいと殺しあい。
最後に生き残るのは…?!
先読み不可能な殺し屋アクション映画『KILLERS/キラーズ10人の殺し屋たち』
主演はニコラス・ケイジ。
『エクスペンダブルズ』や『ランボー』といったヒット作を生み出したプロデューサーチームが手掛ける注目の最新作です。
2019年12月20日(金)公開です。
今回はそんな映画『KILLERS/キラーズ10人の殺し屋たち』についてご紹介します!
あらすじ・ネタバレ
さびれたホテル、デル・フランコ。
その一室から狙いを定めている殺し屋のマーカスが、逆に狙撃されてしまう。
向かいのビルから彼を撃ったのは、同じく殺し屋のサンチェス。
報酬のダイヤを手にしたサンチェスは、2人組の汚職警官に殺害される。
今度は警官たちが仲間割れをおこし、お互いに殺し合う事態に。
生き残ったエリクソンは、レナータという女にダイヤを渡すが、そこへまたもや殺し屋が登場。
1人逃げ出したレナータは、偽造パスポートを買うために、デル・フランコへと向かう。
ホテルのオーナー兼フロントのジョンという謎めいた男。
レナータを追う殺し屋たち。
10人もの殺し屋たちが騙しあい、殺しあう。
その裏側には、何者かが仕掛けた危険な罠。
壮絶な展開を予想させる殺し屋アクションですね!
次々に登場する殺し屋たちによるハードなアクション。
この設定の時点で一定の面白さは約束されたといっても過言ではないはず!
比較的よくある設定ですが、この手の映画はヒットしたり高評価なものが多いのです。
たとえば、ミリオンセラーミュージシャンのアリシア・キーズ俳優デビュー作となった、スタイリッシュな痛快アクション映画『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』や、
寡黙なマッツ・ミケルセンVSカラフルでポップな殺し屋が魅せてくれる名作『ポーラー狙われた殺し屋』、
さらにはキアヌ・リーヴス復活!と言われたクールなアクション映画『ジョン・ウィック』シリーズなど。
『ジョン・ウィック』なんて新作を観た直後に続編やドラマ化の情報がなだれ込んできて、ずっと続くのでは?と思うほどの人気シリーズになりました。
邦画でも藤原竜也&蜷川実花のタッグで話題になりヒットした『Dinerダイナー』などがありましたね!
『KILLERS/10人の殺し屋たち』も期待して間違いなさそうです!
主演ニコラス・ケイジ
どこかミステリアスなホテルのオーナー・ジョンをニコラス・ケイジが演じます。
アクション映画にも数多く出演している俳優です!
ニコラス・ケイジのプロフィール
1964年1月7日生まれ。アメリカの俳優。
1982年『初体験/リッジモント・ハイ』でスクリーンデビューしてから、2019年現在までほぼ毎年映画に出演し活躍しつづけるハリウッドスターです。
『ザ・ロック』『コン・エアー』『フェイス/オフ』などの大ヒットアクション映画に出演しており、アクション俳優としての人気もあります。
本名はニコラス・コッポラで、叔父は『ゴッドファーザー』があまりに有名な映画監督フランシス・フォード・コッポラ。
芸名の「ケイジ」はアメコミヒーローの「ルーク・ケイジ」からつけたそうで、息子にもアメコミにちなんだ名前をつけるほどのアメコミ好き。
浪費家でもあり、高級車や豪邸、コミックコレクション、はてはお城や島、恐竜の骨などを大量に購入し続けます。
その派手なお買い物のせいで、破産寸前の資金難になり、現在ではほとんどの資産は売却されています。
また、4度の結婚&離婚を経験しており、4度目に関してはわずか4日間で婚姻取り消しするなど、プライベートでも色々な意味で話題にあがる俳優です。
ニコラス・ケイジで大丈夫?
知名度も実力も文句なしのスターであることに違いはありません。
しかし先述の資金難が祟ってか、近年では低予算映画への出演が非常に増えました。
以前ほどヒット作に恵まれず、主演作が興行収入的にコケてしまったり、駄作と呼ばれかねない作品だったり…。
『スパイダーマン:スパイダーバース』(声の出演)など、高評価を得たヒット作にも出ているので一概にはどうとは言い切れないのですが、少なくとも出演映画の「当たりはずれ」が多いのは確かです。
これだけ見ると本作もちょっと心配になってしまいますよね。
ただ、安心できる点として、ニコラス・ケイジの高い演技評価があります。
実話をもとした2016年のコメディ映画『オレの獲物はビンラディン』では、オサマ・ビンラディン誘拐を企て拘束されたアメリカ人の役を熱演。
映画自体の評判はまずまずといったところでしたが、ニコラス・ケイジのクレイジーだけど憎めない演技は好評でした。
また2018年のホラー映画『マッド・ダディ』では、狂気に駆られ自らの子供たちの命を狙う父親役を怪演。
振り切ったニコラス・ケイジの演技が評価されています。
『オレの獲物はビンラディン』ベストニコラス系ムービー・オブ・ザ・イヤー 笑わせるだけでなくほっこりもさせてくれるニコラスの演技が絶品。ベストニコラス系演技賞をさしあげる。
— Kiichiro Yanashita (@kiichiro) October 24, 2017
『マッドダディ』観てた。突然町中の大人たちが自分の子供をころしたい衝動に駆られて暴走し、子供たちが悲鳴をあげながら逃げる話。
馬鹿馬鹿しい設定も監督ブライアンテイラー(アドレナリンのひと)のテンポと主演ニコラスケイジの怪演があれば楽しくみれる!— おも (@omo0m0) July 6, 2019
本作のストーリーは面白い設定ですし、演技派でアクションもいけるニコラス・ケイジが主演とあれば、
『KILLERS/キラーズ10人の殺し屋』はかなり期待しても良い出来なのではないでしょうか。
まとめ
『KILLERS/キラーズ10人の殺し屋』は、殺し屋たちが互いに殺しあう壮絶なアクション映画。
ここ最近は当たりはずれの多いニコラス・ケイジの出演作ですが、今回は期待できそうです。
むしろこれからは、毎回「どんなニコラス・ケイジが見られるのか」に期待するのが良い楽しみ方かもしれません。
『KILLERS/キラーズ10人の殺し屋』は、ヒューマントラストシネマ渋谷にて12月20日公開です!
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