名優ジョン・トラボルタが挑む怪演が話題のスリラ-映画。トラボルタが演じるのは孤独で冴えない中年映画オタクのスト-カ-。
2019年制作のアメリカ(ハリウッド)映画、日本での公開は今年9月4日。いったいトラボルタのスト-カ-ぶり、どのような名怪演が望めるのでしょう。楽しみな作品です。
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『ファナティック』ネタバレ?やあらすじ!
ワシはフェイスオフと今作がトップ2やな😙
今後は↓これによってランキングが代わるかも👀 #ファナティック pic.twitter.com/WGwIGjapF3— モカシ☁️ (@mokumokumokashi) July 2, 2020
冴えない中年映画オタクのムース(ジョン・トラボルタ)は、来る日も来る日もハリウッド大通りでパフォ-マ-をやりながらパッとしない日々を送っています。
そんな彼の夢は、大好きなハリウッドの人気俳優ハンター・ダンバー(デボン・サワ)からサインをもらうこと。
念願かなってサインをもらええることになったムースでしたが、思った以上のダンバーの冷たいあしらいに怒りと憎しみを覚え、しまいにはそのダンバーに対するムースの愛情が歪んでいきます。
ダンバーの豪邸を突き止め、何度も接触を試みるム-ス。しかし、当のダンバーがそんな彼を気味悪がり激しく拒否することになります。
ダンバーに激しく拒否されればされるほど狂気に落ちていくム-ス、そんな彼の狂気が留まることはあるのか、その結末はいかに!
過去のトラボルタのベスト映画も紹介!
『サタデー・ナイト・フィーバー』鑑賞 どこかで聴いたことのある音楽はこの映画だった!若い頃のジョン・トラボルタがかっこいいしディスコミュージックが耳に残る。ただのダンス映画だと思ってたけど青春えいでもあった。 pic.twitter.com/iloPB68Rsu
— た (@888_pulp) January 4, 2019
本作で狂信的なファン、スト-カ-の怪演を演じ切ったトラボルタ。その才能は留まることを知らないということを見せつけてくれました。そんなトラボルタ、過去の作品では、どのような演技を披露しているのでしょうか。
トラボルタのベスト映画といえば、この映画で彼の名前を世界中に知らしめたといっても過言ではないでしょう。「サタデー・ナイト・フィーバー」。当時ディスコブームの火付け役で社会現象まで巻き起こしました。
トラボルタが白のス-ツでダンスコンテストで踊る映像は、とても斬新で衝撃的でした。この映画が放映された後は、トラボルタをまねした若者たちがディスコに夢中になるという事態になったほど・・・。
『ファナティック』のキャストやスタッフ
ジョン・トラボルタ(ムース)
ジョントラボルタの顎の割れ目舐めたい pic.twitter.com/mukG4qz6R3
— どろんじょ (@poipoisiteko) July 4, 2020
1976年の『キャリー』で本格的な映画デビューを果たし、1977年に主演した『サタデー・ナイト・フィーバー』でその名前を世界中に知らしめてディスコブ-ムの火付け役になります。
また、同作でアカデミー主演男優賞へのノミネートされスタ-への階段を登り始めます。
その後も、『グリース』(1978)、『アーバン・カウボーイ』(1980)のヒットでさらに人気を高め、大ファンだったクエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』(1994)のヴィンセント役でさらに大スターの地位を不動のものにします。
2007年のミュージカル映画『ヘアスプレー』には、主人公の母親役として、6時間がかりの特殊メイクによる女装姿で出演し話題を呼びます。
フレッド・ダースト(監督)
フレッドダーストの軽い声好きなんですよね、嫌われものだけど私は好き👊
朝から最高です! pic.twitter.com/n7aLVRs1qH— スズよし⚾∬◈ꙙ◈∬ (@suzurawk19) April 7, 2018
アメリカ海軍のブートキャンプに参加し除隊後、ジャクソンビルで芝刈りの仕事やタトゥアーティストで生計を立てながら、複数のバンド (“Split 26”, “Malachi Sage”, “10 Foot Shindig”) で活動し、1994年、リンプ・ビスケットを結成。歌手もやる中での異例の経歴を持つ監督。
まとめ
オンライン試写で拝見した「ファナティック」。じわじわとファンが狂っていくこわいこわい過程には、アーチスト側の対応の問題も多々示唆される。とにかくサインは求められた差し出そう。トラボルタの快演に背筋がひやり pic.twitter.com/KvzO1Lvutr
— KAORI NAKANO🌹中野香織 (@kaorimode1) July 5, 2020
人の行き過ぎた求愛行動がいかに破壊行為につながるかということをまざまざと見せつけてくれる本作。過去には名優ロバ-ト・デ・ニ-ロが主演した「ザ・ファン」という映画でも衝撃を覚えたのは記憶に新しいのではないでしょうか。
本作とこのデ・ニ-ロが主演した「ザ・ファン」の中で共通しているのが、主人公の思い込みの激しさ。孤独さ。
人がその存在性を蔑ろにされて孤独に生きてきてしまうと、相手の悪意のないちょっとした発言や行動にネガティブに反応してしまって狂気に走ってしまうという傾向があるようですね。まるで反応の心のように・・・。
人との付き合いにおいて、相手の存在性を認めていかに大切に付き合うかということをまざまざと見せつけられる教訓映画になっているような気がします。
ぜひとも劇場に足を運んで、自分の周囲の人たちとの付き合いにおいて、改めて見直してみるのも良いかもしれません。
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