『国家が破産する日』ネタバレやあらすじ!タイトルの意味や韓国の通貨危機とは何?

1997年『韓国』

『OECD加盟』『経済先進国の仲間入り』

香港・シンガポール・台湾と並ぶ『アジア四小龍』といった好景気を表す言葉が躍っていた。

しかし、何の前触れもなく迫りつつあった『通貨危機』

残された時間は『7日間』

その時『政府』は、何をした・・・

この国は、滅びるのか!?

未曽有の危機に直面した、韓国の通貨危機の裏側を描く衝撃の問題作!

韓国映画で初めて、1997年の通貨危機を映画化!

『国家が破産する日』ネタバレやあらすじ!タイトルの意味や韓国の通貨危機とは何?

紹介していきたいと思います。

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『国家が破産する日』ネタバレ・あらすじ

経済が右肩上がりの成長を遂げ、好景気が続くと信じて疑わなかった1997年。

韓国銀行の通貨政策チーム長『ハン・シヒョン』

通貨危機を予測して、報告書を提出するが、政府の対応は遅れる。

ようやく非公式の対策チームを招集したときには、

国家破産まで残された時間は、7日間しかなかった。

ハンは、対策チームでこの事実を国民に知らせるべきと主張する。

国民には、公示するべきではないという財務次官『パク・デヨン』と激しく対立。

同じ頃、危機の兆候を独自にキャッチした、金融コンサルタント『ユン・ジョンハク』

人生を変えるチャンスと見て、一世一代の大勝負に出る。

経済情勢など、何も知らない町工場の経営者『ガプス』

大手百貨店からの大量発注を、手形決済という条件で受けてしまう。

妻子とのささやかな暮らしを、今よりも少し良くしたかっただけだった。

自国通貨の価値が、加速度的に下落する。

彼ら、そして国家は、生き残ることが出来るのか・・・

監督 チェ・グクヒ(Choi Kook-hee)
出身 韓国
生年月日 1976年
経歴 2002~2007年、4本のショートフィルムを監督。
2016年、監督・脚本『パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン』長編監督デビュー
賭けボウリングの世界を主演『ユ・ジテ』で描いた作品。
『ファンタジア国際映画祭』初監督賞
『ウーディネ極東映画祭』観客賞

主な監督作品
2016年『パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン』
2018年『国家が破産する日』

本作に関連する、史実に基づく社会派作品です。


『タクシー運転手 約束は海を越えて』


『1987 、ある闘いの真実』


『工作 黒金星と呼ばれた男』


『新聞記者』

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『国家が破産する日』キャスト

ハン・シヒョン(韓国銀行通貨政策チーム長)『キム・ヘス』

名前 キム・ヘス(KIM Hye-Soo)
出身 韓国・ソウル
生年月日 1970年9月5日
経歴 『第23回 百想芸術大賞』映画部門 新人賞
『第14回 青龍賞』主演女優賞『初恋』
『第16回 青龍賞』主演女優賞『ドクター・ボン』
『第45回 大鐘賞映画祭』主演女優賞
『第41回 百想芸術大賞』女子最優秀演技賞『顔のない女』
『第12回 春史羅雲奎映画芸術祭』女優演技賞『顔のない女』
『第27回 青龍賞』主演女優賞『タチャ イカサマ師』
『第14回 春史大賞映画祭』女子人気賞
『第1回 大韓民国映画演技大賞』主演女優賞

主な出演作品
1986年『カンボ』1990年『オセアム(五歳庵)〜ステファノとグレチェン』
1991年『失われた君』『10代の反抗』
1994年『初恋』『男はつらい』『ハリウッド・キッズの生涯』『ブルー・シーガル』
『私は願う。私に禁じられたことを』
1995年『ドクター・ポン』『永遠なる帝国』
1996年『チェンジ』1997年『ミスターコンドーム』
1998年『ドクターK』『チム 〜あこがれの人〜』『ニューヨーク デイドリーム』
2001年『風林高』2002年『THREE/臨死』『爆烈野球団!』
2004年『顔のない女』2005年『赤い靴』2006年『タチャ イカサマ師』
2007年『よいではないか』『浮気日和』『最後の約束』
2008年『モダンボーイ』2010年『2階の悪党』
2012年『10人の泥棒たち』2013年『観相師 -かんそうし-』
2015年『コインロッカーの女』2016年『グッバイ シングル』
2017年『修羅の華』2018年『国家が破産する日』

ユン・ジョンハク(金融コンサルタント)『ユ・アイン』

名前 ユ・アイン(YOO Ah-In)
出身 韓国・大邱広域市
生年月日 1986年10月6日
経歴 『第3回 平沢ピアソン映画祭』新人賞『俺たちの明日』
『第8回 釜山映画評論家協会』新人男優賞『俺たちの明日』
『第11回 ディレクターズ・カットアワード』新人演技者賞
『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』
『第36回 青龍映画賞』主演男優賞『王の運命 -歴史を変えた八日間-』
『第21回 春史映画賞』主演男優賞『王の運命 -歴史を変えた八日間-』
『第7回 今年の映画賞』主演男優賞『王の運命 -歴史を変えた八日間-』
『第11回 最高の映画賞』主演男優賞『ベテラン』
『第36回 黄金撮影賞』主演男優賞『ベテラン』

主な出演作品
2006年『俺たちに明日はない』2007年『よいではないか』
2008年『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』2009年『空と海』2011年『ワンドゥギ』
2013年『カンチョリ オカンがくれた明日』2014年『優しい嘘』
2015年『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』2016年『好きになって』
2018年『バーニング 劇場版』『国家が破産する日』

ガプス(食器工場経営者)『ホ・ジュノ』

名前 ホ・ジュノ(HUH Joon-Ho)
出身 韓国・慶北慶州市
生年月日 1964年4月14日
経歴 『第16回 青龍映画賞』助演男優賞『テロリスト 哀しき男に捧げる挽歌』
『大鐘賞』助演男優賞『シルミド』

主な出演作品
1986年『青(ブルースケッチ)』1991年『ホワイト・バッジ』
1995年『テロリスト 哀しき男に捧げる挽歌』
2000年『リベラ・メ』2001年『火山高』2003年『シルミド/SILMIDO』
2005年『ドラゴン・スクワッド』『おまえを逮捕する』
2006年『レストレス~中天~』 2007年『最後の贈り物』 
2008年『神機箭(シンギジョン)』2010年『黒く濁る村』
2017年『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』
2018年『人狼』『国家が破産する日』

パク・デヨン(財政局次官)『チョ・ウジン』

名前 チョ・ウジン(JO Woo-Jin)
出身 韓国・大邱広域市
生年月日 1979年1月16日
経歴 『青龍映画賞』新人男優賞(ノミネート)『インサイダーズ 内部者たち』
『釜日映画賞』助演男優賞(ノミネート)『1987、ある闘いの真実』

主な出演作品
2015年『インサイダーズ 内部者たち』
2017年『ワンライン 5人の詐欺師たち』『ザ・キング』『リアル』『V.I.P. 修羅の獣たち』
『天命の城』『鋼鉄の雨』『1987、ある闘いの真実』
2018年『王宮の夜鬼』『国家が破産する日』『麻薬王』
2019年『金の亡者たち』『The Battle: Roar to Victory』

ミシェル・カムドシュ(IMF専務理事)『ヴァンサン・カッセル』

名前 ヴァンサン・カッセル(Vincent Cassel)
出身 フランス・パリ
生年月日 1966年11月23日
経歴 『セザール賞』主演男優賞
『第21回 東京国際映画祭』最優秀男優賞
『ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男 Part1 ノワール編』
『ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男 Part2 ルージュ編』
『リュミエール賞』主演男優賞
『ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男 Part2 ルージュ編』

主な出演作品
1993年『カフェ・オ・レ』
1995年『ジェファソン・イン・パリ/若き大統領の恋』『憎しみ』『不倫の公式』
1996年『アパートメント』1997年『ドーベルマン』1998年『エリザベス』
1999年『アンルーリー 復讐の街』『ジャンヌ・ダルク』『ゲストハウス狂騒曲』
2000年『クリムゾン・リバー』
2001年『ジェヴォーダンの獣』『バースデイ・ガール』『リード・マイ・リップス』
2002年『アレックス』2003年『仮面の真実』
2004年『オーシャンズ12』『スパイ・バウンド』
2005年『すべてはその朝始まった』2006年『変人村』
2007年『オーシャンズ13』『イースタン・プロミス』
2008年『ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男 Part1 ノワール編』
『ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男 Part2 ルージュ編』
2010年『ブラック・スワン』2011年『マンク 〜破戒僧〜』『危険なメソッド』
2013年『トランス』2014年『美女と野獣』
2015年『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』『チャイルド44 森に消えた子供たち』
『五日物語 -3つの王国と3人の女-』
2016年『たかが世界の終わり』『ジェイソン・ボーン』
2017年『O Filme da Minha Vida』『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』
2018年『警視ヴィスコンティ 黒の失踪』『O Grande Circo Místico』『Le monde est à toi』
『L’Empereur de Paris』『国家が破産する日』
2019年『Hors normes』

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『国家が破産する日』タイトルの意味や韓国の通貨危機とは何?

『デフォルト(債務不履行)』(Default)

債券の発行者が破綻等の原因によって、元本や利息の支払いを遅延したり、停止したりしたあげく、元本の償還が不能となりかねない状況。

『アジア通貨危機』(Asian Financial Crisis)

1997年7月からタイを中心に始まった、アジア各国の急激な通貨下落(減価)現象。

東アジア・東南アジアの各国経済に、大きな悪影響を及ぼします。

アジアの通貨下落は、アメリカのヘッジファンドを主とした、機関投資家による通貨の空売りに引き起こされたものである。

『タイ』『インドネシア』『韓国』は、経済に大きな被害を受け、IMF管理に入りました。

『マレーシア』『フィリピン』『香港』は、ある程度の被害を被ります。

『中国』『台湾』は、直接の影響はありませんでしたが、前述の国々から間接的な影響を受けます。

『日本』は、融資の焦げ付きが爆発します。

1997年1月『韓宝鉄鋼』(現:現代製鉄)の破綻を契機として、特殊鋼製造を中核事業とする『三美グループ』が倒産する状況になります。

7月、格付け機関『ムーディーズ』は、市場に異変を感じて、韓国の格付けを『A1』から『A3』まで下げます。

10月22日『起亜自動車』が、法定管理を申請すると、ムーディーズのみでなく他社も韓国の国家信用格付けを下方修正。

財閥の破綻と株価暴落などから外資の引き上げに至り『韓国中央銀行』の外貨準備が減少。

11月7日『ソウル証券取引所』は『4%』も落ち込みます。

11月8日、1日の株価変動としては、史上最大の『7%』の下落を記録。

11月21日、韓国政府が『国際通貨基金』(IMF)へ救済を申請。

11月24日、IMFがしっかりとした再建を行うかどうかの不安感も災いして、更に『7.2%』の下落。

12月4日、IMFによる韓国支援プログラムが決定。

しかし、韓国ウォンの安定には至りませんでした。

韓国が通貨危機に際して、IMFと合意した金融支援は、総額580億ドル。

実際に支援が実施されたのは、国際通貨基金『210億ドル』世界銀行『100億ドル』アジア開発銀行『40億ドル』

これに加え、第二線準備として『230億ドル』が準備されます。

日本は、その中で最大の100億ドルの責任を伴う約束をする。

結局、第二線準備金は、使用されることはありませんでした。

12月12日時点で、韓国の抱えていた民間短期対外債務残高は『320億ドル』

借入先の内訳は、日本『118億ドル』ヨーロッパ『118億ドル』アメリカ『2億ドル』であったとされます。

韓国は『国家が破産する日』『デフォルト』寸前の状況にまで、追い込まれます。

これにより、IMFが韓国の経済に介入『現代グループ』など、一部の財閥解体が行われます。
日米欧の民間銀行に対する『債務返済繰り延べ』(リスケジューリング)の成否が、韓国の国家破産を回避できるかどうかの鍵を握っていました。

12月24日、追加支援として『G7』先進国とIMF協調の下で、韓国に対する金融支援パッケージが組まれたことで、韓国の危機は回避されます。

日本国政府は、邦銀に対して返済繰り延べの説得に奔走。

混乱する金融市場の中で、邦銀の合意を取り付ける。

1998年1月29日、日米欧民間銀行団の短期債務繰り延べ交渉を妥結に導きます。

これにより、市場に大きな安堵感を与えます。

1月29日『1ドル=1,678ウォン』の為替レートは、1月30日には『1,524ウォン』まで値を戻します。

IMFは、韓国に対し救済融資をする傍ら、国債発行量に枠を定めます。

しかし『韓国銀行』は『通貨安定証券』という名の事実上の『国庫債券』の発行に踏み切ります。

この高い利払いにより『中央銀行』は、赤字決算に陥る。

当時、大統領だった『金泳三』の後任となった、

『金大中』大統領によって、海外からの証券投資に対する『規制緩和』がなされ、対外証券投資の流入が促進されます。

こうして、韓国の国際収支は、安定を取り戻していきます。

韓国では、1997年の経済危機は『朝鮮戦争以来、最大の国難』『IMF危機』と呼ばれています。

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まとめ

映画『国家が破産する日』を、まとめてみました。

『2019年11月8日』シネマート新宿・シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショーです!

貧富の格差・非正規雇用といった社会問題など、様々な問いを投げかける作品です!

『キム・ヘス』『ユ・アイン』『ホ・ジュノ』『チョ・ウジン』『ヴァンサン・カッセル』の演技が楽しみですね!

1997年、多くの自殺者まで出した韓国の通貨危機。

その裏側を赤裸々に暴き、政府を痛烈に批判する衝撃の問題作!

韓国政府とIMF(国際通貨基金)との息詰まるような交渉のプロセスを、サスペンスフルに描き、設立目的に反するIMFの実態にも斬り込みます!

何のために事実をひた隠しにし、その裏でどんな画策をしていたのか?

『不都合な事実の隠蔽』『メディアを抱き込んでの情報操作』

嘘の積み重ねが、やがて重大な危機を招きかねないとしたら、それでも政府を信じることが出来るのか?

今、私たちに必要なことは何か? あなたならどうする?

読んでいただき、ありがとうございました。

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