映画『名探偵ピカチュウ』は日本が誇るゲームキャラクターの「ポケットモンスター」がハリウッドに進出した映画で、2019年5月に公開されました。
これまで、ゲームやアニメを実写版映画にするとどうも今一つな感じがしていましたが、この映画はその予想を大きく覆す大反響となりました。
そこで、映画『名探偵ピカチュウ』の裏話やキャラとの共演が成功した理由などをご紹介します。
Contents
映画ピカチュウはこんな映画だ!
予告動画を見るだけでも凄さが分かる
物語のはじまり
ティム(演:ジャスティン・スミス)はポケモンに関わる事件の捜査をしていた父親ハリーが事故で亡くなったと聞いて、
父の荷物の整理をするためにポケモンと人間が共存するライムシティへ行きます。
一方、ピカチュウは帽子に書かれた住所を手掛かりにハリーの部屋に行くとティムと出会います。ピカチュウの言葉は他の人には「ピカ!ピカ!」としか聞こえないのですがティムには通じます。
【映画ランキング】『名探偵ピカチュウ』が首位! 『アベンジャーズ』は累計50億間近 #名探偵ピカチュウ #アベンジャーズ #コナン #キングダム #しんちゃん #映画 https://t.co/vOZs6MZBUC pic.twitter.com/W62H8e0pOr
— クランクイン! (@crank_in_net) May 14, 2019
ハリーの相棒だったと話すピカチュウは記憶を失っていましたが、ティムにハリーが生きているに違いないと確信しています。
ここから、ティムとピカチュウのハリーを探す冒険が始まります。
映画の製作の裏側
ロブ・レターマン監督は勉強熱心
#名探偵ピカチュウ ステージ楽しかった\(^o^)/
コミコン楽しい\(^o^)/
みんなニッコニコでおてふりとかしてくれてうれしかった♡#ロブレターマン 監督#ジャスティススミス#キャスリンニュートン pic.twitter.com/sWLMHRgsid— C🏠 (@shingenmochic) November 30, 2018
ロブ・レターマン監督は『ガリバー旅行記』や『グースバンブス モンスターと秘密の書』などを手掛けたファンタジー映画の名監督です。
彼はこの仕事の依頼を受けた時に日本の株式会社ポケモンを訪れて、ポケモン関係者の方々からコンセプトやポケモンをどう解釈するのかを学びました。
彼は元々ハワイ生まれで日本の文化にも慣れ親しんできいたので、ポケモンの文化も理解していましたが、そのためにかなりのプレッシャーを感じたと言います。
スタッフはポケモン世代
来週は…「#名探偵ピカチュウ」地上波初放送❗️
世界中で愛されるピカチュウが初の実写化😆
こんなに可愛いのに…中身はおっさん⁉️
おなじみのポケモンたちも続々登場😆😆 pic.twitter.com/ZVaPmuu0kn— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) May 15, 2020
ポケットモンスターは元々任天堂のゲームだったので世界的な浸透は早く、アニメでは1997年にテレビ東京から放送されました。
ゲーム機では1996年にゲームボーイのソフトで発売されたのち、ゲームボーイアドバンスや任天堂DSなどで発売され、最新のゲームではNintendo Switchのゲームソフトで発売されました。
製作スタッフのほとんどはポケモンで育ちました。だからこそ制作に対しての熱意はかなりのものでした。
映画の世界観
『パシフィック・リム』#雨の演出が効果的だったと思う映画 pic.twitter.com/dnyanVYPpa
— レオナ (@ClockworkReona) May 19, 2020
映画を製作したレジェンダリー・ピクチャーズはこの映画の前に『パシフィック・リム』や『ジュラシック・ワールド/炎の王国』などを製作しています。
そして、今回の『名探偵ピカチュウ』ではロブ・レターマン監督にフィルムノアール的な世界観を依頼しました。
フィルムノアールとは犯罪を題材にした暗くコントラストの効いた映画の事なのですが、ロブ・ターマン監督は独自の手法でこの映画を魅惑的な映像に仕上げました。
こんな映画が監督の基本思考に
【国内向け特別映像】ネタバレ注意!「ブレードランナー 2049」、ハリソン・フォードが「デッカードの正体」について語る https://t.co/ruXzdHemXP pic.twitter.com/8dVK3gkBgi
— IGN Japan (@IGNJapan) November 13, 2017
ロブ・レターマン監督が参考にした映画は
『ブレード・ランナー』(1982年、主演:ハリソンフォード)
『AKIRA』(1988年、日本アニメ)
『2001年宇宙の旅』(1968年)
『天国と地獄』(1963年、監督:黒澤明)
などでした。どこか、『名探偵ピカチュウ』と似てるような気がします。
デザインはクオリティーの追及
『名探偵ピカチュウ』に出てくる実写化されたポケモン達。改めて『ハリウッドはスゲェ』と感じた。 pic.twitter.com/ln1gBDDXk1
— 君島青空-TF・特撮・映画・MARVEL・DC・STARWARS人生- (@ao_zooora) May 18, 2020
コンセプトアートはRJパーマーが手掛けました。
パーマーはコンピューターゲームの会社に勤めていた頃に、ポケモンを実写化したイラストをSNSで投稿していたんですが、
その投稿が映画のデザイナーの目に留まりオファーを引き受けました。
そして、デザイン監修は株式会社ポケモンが行うなど、ポケモンの大きさの設定なども含めかなりクオリティーが追及されました。
話題のモンスターボール
モンスターボール pic.twitter.com/6x1Qd3GCUX
— ぱる (@gsm_iham2) February 24, 2020
モンスターボールはポケモンを捕まえたり、持ち運んだりするボールですが、どこかで見たことないでしょうか。もし本物ならポケモンが入っているかも!
映画には登場します!
ゲームの名探偵ピカチュウの世界はモンスターボール自体が出てこないけど、映画ではボールもポケモンリーグもあるけど舞台になってる街はボールを使ってないだけって設定が上手かった。おかげでポケモン本編と名探偵それぞれの要素を実写に上手く落とし込めてた
— ラー油/Vゲームブロガーらあゆちゃん (@daikai6) May 3, 2019
ゲームの『名探偵ピカチュウ』ではモンスターボールが出てこないのですが、映画では出てきます。しかし、そこはレターマン監督が上手くアレンジてくれて、ポケモンファンも納得です!
ポケモンをあまり知らない人はモンスターボールが見てみたいですよね。
竹内涼真さんも大興奮
ジャスティス・スミス×竹内涼真、モンスターボールに大興奮!“夢が叶った”瞬間、撮影&吹替え裏話を語るhttps://t.co/wDDI1clUNX@meitantei_pika @takeuchi_ryoma#名探偵ピカチュウ #ジャスティス・スミス #竹内涼真 #DetectivePikachu #PikaPika pic.twitter.com/tBizeUCKgQ
— otocoto(オトコト) (@otocoto) May 2, 2019
主人公ティムを演じるジャスティス・スミスや日本語吹き替え版で声優をする竹内涼真さんもモンスターボールに大興奮です!
まとめ
知名度が高いアニメやキャラクターの実写化映画はとても難しいです。
そんな中、映画『名探偵ピカチュウ』は大成功を収めました。
大成功の裏には映画監督を中心に映画製作に携わったスタッフや出演者の熱意があったんです。
日本語吹き替え版では主人公のティムを竹内涼真さん、ピカチュウは西島秀俊さんが声優を務めます
西島秀俊さんのピカチュウは一見の価値ありです。びっくりしますよ!
コメントを残す