監禁面接(Netflix)原作ネタバレや考察・評判!アランがやる仕事の内容が気になる!

残念!

主演はエリック・カントナです!

2014年、一冊のフランス発のミステリが全世界を席巻しました。

ピエール・ルメートルによる『その女アレックス』(2011)。

フランスのフランスでリーヴル・ド・ポッシュ読者大賞ミステリ部門受賞したのを皮切りに、イギリスのインターナショナル・ダガー賞、日本の『このミステリーがすごい!2015』『週刊文春ミステリーベスト10』『本屋大賞』翻訳小説部門等数々の賞を総なめ、ピエール・ルメートルの名前はフランス・ミステリの金字塔として全世界で大きく取り扱われるようになりました。

今回、ルメートル作品『監禁面接』が全6話のドラマとしてNetflixから配信されることになりました。

製作国はフランス、主演は元サッカー選手のエリック・カントナという布陣。

映像化される作品は『監禁面接』(原題:Cadres noirs ※直訳は『黒い管理職』)。

果たして、どんな物語なのでしょうか。

ドラマ『監禁面接』の原作ネタバレや考察、評判についてご紹介します。

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ドラマ『監禁面接』ってどんなドラマ?

崖っ淵アラ還、再就職する

リストラに遭い、4年間過ごしたアルバイトも首になってしまった57歳の崖っ淵男性アランが主人公。

妻子がある以上、一家の大黒柱として活躍するはずが(日本風に言えば)還暦を目の前にして勤め口を失ったアランは最早ヤケクソになり、大手企業の就職試験に申し込みます。

元々は企業の人事部長として働いていたアランは決して無能な人物ではないのですが、年齢という枷もあり、果たして試験もどうなることやら…と危惧していたのですが、予想に反して試験を突破、最終面接に漕ぎ着けます。

しかしこの最終面接の課題は、なんとも奇妙なものでした。

重役を監禁せよ!

「銃を持って武装し、重役会議に乱入せよ」

この就職試験はなんと、企業重役の危機管理対応についてもテストを行うという二つの試験が抱き合わせになったイベントだったのです。

おっかなびっくり、銃を手に重役会議に挑むアランですが…。

原作者ピエール・ルメートルの世界

フランスが誇る作家

一言で言うなれば、どんでん返しとバッドエンドの王様、とでも言いましょうか。

ルメートル作品においては「ヴェルーヴェン警部シリーズ」(第一作『悲しみのイレーヌ』(2015)、第二作『その女アレックス』(2014)、第三作『傷だらけのカミーユ』(2016)、番外編『我が母なるロージー』(2019)がおそらく一番有名でしょう(※()内は日本における刊行年。以下同じ)。

猟奇色の強い事件をヴェルーヴェン警部が追いかける一連のシリーズは日本においては作品内の時系列が一部入れ替わって出版されたものの高く評価されています。

「怖い」「バッドエンド」「悲しい」と重苦しい言葉が読者からの感想には躍っています。

また、早川書房より「世界大戦シリーズ」として『天国でまた会おう』(2015)、『炎の色』(2019)が発刊されています。

こちらは猟奇色はほぼなく、サスペンス作品でもありませんが、戦争を題材にしているので、悲しいお話であることは確か。

特に『天国でまた会おう』はフランスで非常に権威のある賞であるゴンクール賞を受賞、さらに映像化された同名の映画作品はノスタルジックな映像も相まって2018年のセザール賞を受賞しています。

そんなルメートル作品群ですが、今回映像化される『監禁面接』(2018)は『死のドレスを花嫁に』(2015)と同様に単発作品になります。

原作:監禁面接の構成 ※以下ネタバレを含みます

構成の妙で読者を翻弄するルメートル。

本作でも章立ては三つ「それまで」「そのとき」「それから」。

「アランが重役会議に挑む」までの出来事が描かれるのが「それまで」。

アランがリストラされ、バイトを首になり、書類を大企業に送って書類が通過し、有頂天になって娘を騙して私立探偵を雇って試験対策をし、試験に向かうまでが「それまで」。

続く第二部ではアランが雇ったアドバイザーこと私立探偵の目線からまさに「そのとき」、重役襲撃の場面が描かれます。

そして「それから」、アランは家族のためと企業の裏金を奪うのですが、その代わりに全てを───友人、職、そして家族までも───失うまでが描かれます。

読後の感想をしらべてみましたが、「アランに感情移入できない」「アランはクズ」「シャルル(アランの友人)が救い」など主人公がコテンパンに言われています。

「残酷描写を封印した」とうたわれてはいるものの、やはり人死には出ており、心理描写にしんどくなる人も多数。

しかしながら、ルメートル一流のどんでん返し、仕掛けに舌を巻く人が圧倒的多数。

やはり気持ちよく騙されると、清々しいものです。

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海外での評判

本作は フランスでは”Dérapages” (注文を出した価格と実際に成立した価格の差のこと。スリッページ)の題名ですでにフランス本国で放送されています。

ロッテントマトではまだ評価値は出ていませんが、IMDb(インターネットムービーデータベース)では10満点中7点、フランスの映画評価サイトAllociné では5点満点中3.8点という評価です。

フランス本国での評価は上々と言ったところでしょうか。

「カントーナ主演での『監禁面接』、良かった」

「アルテで放送された『監禁面接』、優秀なキャストによる不思議な物語。エリック・カントナはナレーション、役割ともにシリーズ全体の緊迫感を高めている。撮影技術も高い」

やはり話運びから映像化は待望されていたようですね!

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まとめ

ドラマ『監禁面接』についてご紹介しました。

なかなかダークな作品ですが、フランスのハードな演出と好相性のようです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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