野球に生涯を捧げてきた男、
キャリア最後の旅へ―。📺今夜21:00~NHKBS
『人生の特等席』クリント・イーストウッド×エイミー・アダムスが父と娘を好演!長年疎遠だったふたりが過ごす旅の中で見つけたものとは…?https://t.co/xQzCi46LXq pic.twitter.com/L5OdCgDRgX
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) April 27, 2020
2012年に公開された映画『人生の特等席』。
先日衛星放送で放映されたことで再び話題に上りましたね。
何度も見ているという人も多い、隠れた名作とも言えるでしょう。
映画『人生の特等席』のあらすじやネタバレ、キャスト、海外の反応についてご紹介します。
Contents
映画『人生の特等席』ってどんな映画?
映画『人生の特等席』のあらすじ
主人公はガス・ロベルという名前の一人の老人。
投げられたボールがどんな球なのかがバットに当たる音だけでわかるガスは、大リーグ最高のスカウトとして何十年も優れた野球選手を野球場に送り込んできました。
ガスは己の衰えを見て見ぬふりをして、スカウトとしての成功へと邁進しています。
しかし、折悪しく次のドラフトは全米で最も期待される天才バッター・ボーが注目の的となっており、何としても彼を獲得したいアトランタ・ブレーブスのフロント陣はガスの能力に疑問を抱き、来季の契約更新にも不満顔。
窮地に陥ったガスを心配した上司のピートは、ガスの娘・ミッキーに助けを求めます。
やり手の弁護士として働くミッキーは、父譲りの野心でもって弁護士事務所の共同経営者へ成り上がろうとしている最中でした。
妻を亡くして以来、ガスはミッキーと適切に向き合えないまま年月が過ぎており、またガスを助けることになると、彼女自身のキャリアは危うくなってしまうため、正直なところ乗り気ではありません。
しかし、ピートの頼みとあっては断れず、さらにガスの目に異常があることに気がついたミッキーは、ガスと共にノース・カロライナに住むボーの元へスカウトに赴きます。
キャリアを棒に振ったミッキーと昔気質の頑固者のガス、二人の旅路はギクシャクと進んでいき、さらに、ガスがかつてスカウトして投手となり、今は引退してスカウトとなったジョニーが同じくボーをスカウトするために旅の仲間に加わり、そして次第にミッキーとジョニーは互いに惹かれ始めます
ミッキーとジョニーが仲を深めると共に、頑なだった父娘は次第にお互いの本当の思いを知ることとなるのですが…。
映画『人生の特等席』のエンディングは?
幼い頃のミッキーを自分の不注意から危険な目に遭わせてしまい、それ以来自責の念を抱いて生きてきたガス、そんなガスと一緒に過ごした日々を胸の裡で愛し続けていたミッキー。
二人が天才バッターとして名を馳せるボーと出会った時、彼の重大な欠点に気がつきます。
なんと、ボーはカーブボールを打つことができなかったのです!
まさかの欠点をジョニーも信じず、アトランタ・ブレーブスはボーを獲得。
しかしながら、ミッキーがスカウトした少年の放ったカーブボールをボーは打つことができず、彼の欠点が明るみに出ることとなります。
衰えぬガスの慧眼に舌を巻いたブレーブスはガスとの契約を更新し、ミッキーはガスと和解、ジョニーとも復縁する、というハッピーエンディングになっています。
原題と邦題の大きな違い
原題は『Trouble with the Curve』、直訳すれば「カーブの問題」となります。
ボーのカーブボール、ガスの加齢、そしてミッキーのキャリア…様々なカーブが作中では描かれています。
それに対して邦題は『人生の特等席』。
これはミッキーの台詞に基づいています。
映画『人生の特等席』のキャストは?
ガス・ロベル役 クリント・イーストウッド
老スカウトマンを演じるのは西部劇で鳴らしたクリント・イーストウッド。
One of Eastwood's "best films yet" on Digital TOMORROW. https://t.co/C2mGIAbfKh pic.twitter.com/XEr2hrG2At
— Richard Jewell (@RJewellFilm) March 2, 2020
御年89歳にして、俳優、映画監督、政治活動も盛んです。
『ダーティ・ハリー』『荒野の用心棒』といった西部劇シリーズで人気者となり、近年では映画監督として『ハドソン川の奇跡』『運び屋』に参加しています。
監督兼出演というパターンが多いのですがこの『人生の特等席』では出演のみとなっています。
ミッキー・ロベル役 エイミー・アダムス
ガスの娘で優秀な弁護士を演じるのはエイミー・アダムス。
She always steps up to the plate. #ViceMovie – now on Digital, Blu-ray™ and DVD: https://t.co/Xlr6z8L2xU pic.twitter.com/3frWQOBV5f
— Vice Movie (@vicemovie) April 20, 2019
2007年のディズニー映画『魔法にかけられて』で大ブレイクし、以後DC映画『スーパーマン』シリーズにおいて主人公の恋人役を演じています。
映画『人生の特等席』海外の反応は?
英語圏の映画評価サイトRotten Tomatoes では観客からは51%、評論家からは66%の好評価を得ています。
「少々ありきたりでドラマとしては圧倒される一方、この映画はイーストウッドの類稀なるカリスマ性、そして彼自身と魅力的なエイミー・アダムスとのちょっとした化学反応の恩恵に預かっている」というのが評価の要約です。
BSPで「人生の特等席」を観た。”ユー・アー・マイ・サンシャイン”が効果的に使われていた。己の眼を信じ現実を判断していく事の大切さを教えられた。クリント・イーストウッドはやはり永遠のアイドルです。
— ミヤ・イズミ (@izu38sp) April 28, 2020
録画してた「人生の特等席」観た!
メジャーリーグのスカウトマンの話。
変に奇をてらったような感じもなく、普通に面白かった🙌⚾素敵なお話でした✨— おこめ (@shiroigohan1616) April 29, 2020
安心して名優イーストウッドと魅力的なエイミー・アダムスの道中を楽しむことのできる映画のようですね。
まとめ
映画『人生の特等席』についてご紹介しました。
頑固オヤジの映画は時々見ると心が温かくなりますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメントを残す