『ヴィレッジ』伏線が多すぎて難解すぎると話題に!ネタバレや結末も!

本作は2004年のアメリカ映画。監督は『シックス・センス』で一躍有名になったM・ナイト・シャマラン監督、その監督が脚本も手掛けた作品になっています。

独特の描写、謎めいたタッチで第三世界を描くことが特徴的なM・ナイト・シャマラン監督、本作も難解すぎると見事にその話題をさらい、独特の謎めいた描写に仕上がっていてシャマラン監督色が色濃く出ているストーリー展開として楽しめます。

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『ヴィレッジ』とはどんな映画

1800年代のアメリカを舞台にした、鬱蒼として深く、そして不気味な森に囲まれた村に住む村人たちの日常やその謎を描いたミステリー

その森に入ると怪物に襲われるという古くからの掟があり、村人たちは森に足を踏み入れることはできず、外界と接触をせずに自給自足の生活を余儀なくさせられています。

しかし、そんな中で、主人公のアイヴィー・ウォーカーやその恋人ルシアスが必要な薬を取りに森に入り、徐々にその森と村との真実が暴かれていくという・・・・。そして、最後は思いもよらない結末にストーリーが展開されていきます。

伏線が多すぎて難解すぎると話題に!

謎めいたタッチで第三世界を描くことが特徴的なM・ナイト・シャマラン監督作品の真骨頂といっても過言ではないストーリー展開になってはいますが、あまりにも伏線が多く難解すぎるというマイナスの評判から、いまいちヒットしないという結末になってしまいました。

そんな本作ヴィレッジ、いったいどのようなストーリー展開で、最後の思いもよらない結末とはどのようなものなのでしょうか。気になるところです。

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『ヴィレッジ』のネタバレ?結末も?

舞台は1897年のアメリカ合衆国、うっそうと深く不気味な様子を呈している森に囲まれた小さな村。その村では、村だけの資源で自給自足をする村人たちが暮らしています。

そして、この村にはその森に決して入ってはならないという古くからの掟があり、その掟を破り森に足を踏み入れれば、掟を破ったとして森に棲む怪物たちが村人たちを襲うと言われており、村人たちは恐怖におびえながら、その森と村との境界線を守って暮らしていました。

そんな村で村長の孫娘として暮らしている盲目の女性アイヴィー(ブライス・ダラス・ハワード)、密かに恋心を持つ寡黙かつ誠実な男性ルシアス(ホアキン・フェニックス)と、アイヴィーに恋心を持つ精神を病んだノア・パーシー(エイドリアン・ブロディ)という男性と穏やかな日々を過ごしています。

ある日、ルシアスが薬が不足して困っている村のために森を通って他の町へ薬を取りに行きたいと申し出ますが、年長者たちにことごとく断られてしまいます。そんな年長者たちに不信感を持ったルシアスは密かに単身森へ入り、森の怪物を呼びよせるという「赤色」をした植物を持ち帰ります。

その晩、赤いローブを着た「怪物」が出現して、村で奇妙な出来事が勃発します。掟を破り森に入ったルシアスは自分を責めますが、以前からルシアスに好意を抱いていたアイヴィーは愛を告白して、ルシアスが大切な存在であることを伝えます

しかし、その場面を目撃したアイヴィーに恋心を寄せているノアは逆上してしまい、ルシアスを刺してしまうことに・・・・。重傷を負ったルシアス、アイヴィーは彼を救うための薬を他の町に取りに行きたい、そのために森を抜けたいと村長でもある祖父に懇願します。その情熱に折れた祖父は、アイヴィーに「村の真実」を伝え、森を抜けることを許すことになります。

祖父の許しを得て森に入るアイヴィー、森の中では「怪物」に変装したノアがアイヴィーを襲おうとしますが、運よくアイヴィーは助かり、森の果てにある「壁」へと辿り着き、「壁」の外側の人に薬を書いた手紙を渡して薬を受け取り、ルシアスは一命を取り留めることになります。

実は本作の時代設定は1800年代ではなく2000年代、この村のあるところは「ウォーカー国立保護区」と呼ばれている場所で、事故や殺人などの凶悪犯罪により身内を亡くした者たちが、争いのない理想郷を作ろうと、土地の所有者であるアイヴィーの祖父を中心にして造られたものでした。

外界との縁を完全に断ち切り、「怪物」や「掟」などはその真実を知らない二世代以降の村人たちを「外の世界」へ行かせないための戯言だったという大どんでん返しの結末になっています。

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『ヴィレッジ』のキャスト・スタッフ

ブライス・ダラス・ハワード(アイヴィー・ウォーカー役)

本作で主役の座に抜擢され映画デビューを果たします。後に同作と同じくM・ナイト・シャマランが監督した2006年公開の『レディ・イン・ザ・ウォーター』にも出演

2006年にはアルフレッド・モリーナ主演の短編映画を監督もしている才色兼備。また、同年にはケネス・ブラナーが監督したシェイクスピアの戯曲『お気に召すまま』でゴールデングローブ賞主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)にノミネートされ注目を集めます。

2007年公開の『スパイダーマン3』ではグウェン・ステイシーを、2009年公開の『ターミネーター4』ではケイト・コナーを演じ、一躍その名前を有名にします。つづいて2015年の大ヒット映画『ジュラシック・ワールド』でクレア・ディアリングを演じ、さらにその知名度が大幅にアップ。2018年の続編『ジュラシック・ワールド/炎の王国』でも続投を果たし、名実ともにハリウッドスターの仲間入りを果たします。

ホアキン・フェニックス(ルシアス・ハント役)

兄のリヴァー・フェニックスに影響を受けて、自らも俳優の道に進む決意を固め、兄が出演していたテレビシリーズで初演を果たします。当初はリーフ・フェニックスという名前で出演していましたが、15歳の時から本名と組み合わせたホアキン・フェニックスを使用するように・・・。

映画出演は1986年の『スペースキャンプ』で、翌年には『ラスキーズ』で初主演を務め、1980年代後半から1990年代後半にかけ、映画やテレビで子役として出演を重ねて、俳優としてのその実力を不動のものにしていきます。

1993年に兄リヴァー・フェニックスとジョニー・デップの所有するナイトクラブを訪れたが、そこで兄が麻薬の大量服用で死亡するという事件が起き、当時のショックとマスコミの過剰な取材攻勢に嫌気が差して一時的に映画界から距離を置いていました。

しかし、翌年には友人の薦めで俳優に復帰し、ガス・ヴァン・サント監督の『誘う女』(1995年)やオリバー・ストーン監督の『Uターン』(1997年)などで憂鬱な雰囲気を持った青年を演じて俳優業復活。

彼を一躍有名にしたのは、2000年公開のリドリー・スコット監督『グラディエーター』。その作品で主人公の宿敵であるローマ皇帝コモドゥス役に抜擢され、主演のラッセル・クロウに一歩も引かない演技を見せて実力を知らしめます。

また、同作でアカデミー賞やゴールデングローブ賞など名立たる映画賞の助演男優賞にノミネートされ、個性派俳優としての知名度を確立、その後も『サイン』(2002年)、『ホテル・ルワンダ』(2004年)、『ヴィレッジ』(2004年)などの話題作に出演を続け、その間には『ブラザー・ベア』(2003年)で声優にも挑戦し、その才能を如何なく発揮します。

2006年公開の『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』ではカントリー歌手のジョニー・キャッシュを、劇中歌も自ら担当して演じきり、ゴールデングローブ賞主演男優賞とグラミー賞を同時受賞。二度目のアカデミー賞ノミネートを受けます。同年、さらに映画芸術科学アカデミーからアカデミー会員に推挙されます。

エイドリアン・ブロディ(ノア・パーシー役)

1988年に『Home at Last』で映画デビュー、2002年公開の『戦場のピアニスト』で実在したピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンを演じ、29歳という史上最年少でアカデミー主演男優賞を獲得してその名を有名にします。現在でもその最年少記録は破られていない。
また、セザール賞を受賞した初めてのアメリカ人でもあり、その才能はお墨付き。

M・ナイト・シャマラン

彼が最初に手掛けた映画は、大学時代に家族や友人から資金を借りて製作した半自伝的ドラマ作品『Praying with Anger』。1992年9月12日にトロント国際映画祭で上映され、さらにイリノイ州ウッドストックで1週間だけ劇場で商業上映されます。

彼の監督としての名を一躍有名にしたのは、1999年には脚本・監督を務めた『シックス・センス』。本作は商業的にも成功をおさめ、さらにアカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされ、シャラマン監督の名前が世界中に知れ渡ります。

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まとめ

1800年代のアメリカの片田舎の村、その村を囲んでいる森にはいわくつきの怪物がいるという王道の童話物語のようなミステリー小説のようなストーリー展開で始まっています。

しかし、実際はその森には怪物など棲んでおらず、時代も2000年代の現代、私有地で外界との接点を持たないように暮らそうとした悲しい過去の心の傷を持つ人たちの集団だったというオチ。

M・ナイト・シャマラン監督が好みそうなこの謎めいたストーリー展開はまさに、彼の王道の作品と言えるのではないでしょうか。

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