今回紹介するのは2020年夏に公開予定の映画『君が世界のはじまり』です。
今作は、小説『えん』、『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』を原作として、映画『リンダ リンダ リンダ』、『聖の青春』などを代表作に持つ向井康介さんを監督に迎えた作品として話題を呼んでいます。
ここから、映画『君が世界のはじまり』について、原作のネタバレ、作品評価、キャスト、ネットでの反応などという観点で紹介していきます。
Contents
映画『君が世界のはじまり』原作ネタバレは?
ここでは、映画『君が世界のはじまり』の原作ネタバレを紹介していきます。
まず、今作のあらすじを軽く紹介します。
大阪のとある町に生きている若者たちの日常を描いた物語です。
主人公は高校2年生のえんは、彼氏をとっかえひっかえする親友の琴子と過ごしていましたが、琴子の片想いがきっかけとなって二人はすれ違っていくようになります…。
松本穂香&ふくだももこ監督が再タッグ! 「君が世界のはじまり」今夏公開決定 (映画.com) https://t.co/28gOqJjn60 #linenews
— むねゆき (@tomonagav) March 31, 2020
一方で、家庭環境で悩んでいる、同じ学校に通うジュンは、東京から来たという転校生・伊尾と身体の関係を持つようになり…。
というのがあらすじになっています。
『ふくだの小説「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」をもとに、山下敦弘の監督作や「聖の青春」で知られる向井康介が脚本を執筆した』
松本穂香×ふくだももこ「君が世界のはじまり」今夏に公開、脚本は向井康介(映画ナタリー) https://t.co/26kVAHOieI
— なforest (@bhc_forest) March 31, 2020
映画『君が世界のはじまり』ティザー映像第1弾
ここからがネタバレです。
あらすじにて紹介したえんと琴子のエピソードが小説『えん』を元にしたもの、ジュンのエピソードが小説『ブルーハーツを聴いた夜、君にキスしてさようなら』を元にしたものと思われます。
まず、小説『えん』についてです。
第40回すばる文学賞佳作、ふくだももこ「えん」。17歳の縁(ゆかり)は、どことなく妖艶な親友・琴子と高校の終業式を抜け出し、時間を潰そうといつものトイレに駆け込む。そこには一人の男子生徒の姿があって……。たどたどしくも熱っぽい、不器用な青春の物語。#すばる11月号
— 集英社 すばる編集部 (@subaru_henshubu) October 5, 2016
このようなツイートが見受けられました。
次に、小説『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』についてです。
ふくだももこさんの『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』を読む。停滞する郊外のショッピングモールを舞台に疾走感ある筆致で描かれる高校生たちは、より哀しく切なく痛みを持って生き生きと映る。映画学校出身を思わせる、画になるシーンがいくつかあり、音とイメージも浮かんできた。
— 森田“シカミミ”悠介 (@moritayusuke) November 23, 2017
ふくだももこ「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」。放課後、関西の田舎町、どこにでもあるフードコート。ブルーハーツを通じて繋がる私と、東京から来た伊尾。いなくなった母、代わって母になろうとする父。第40回すばる文学賞佳作受賞者が掬いとる、17歳の永遠。#すばる12月号
— 集英社 すばる編集部 (@subaru_henshubu) November 5, 2017
このようなツイートが見受けられました。
二つの作品の共通点と言えば、痛々しいほど生き生きと生きる学生たちの青春劇というところです。
正直、二つの作品がどのようなところに終着するのかというのは予想もできません。
『ふくだの小説「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」をもとに、山下敦弘の監督作や「聖の青春」で知られる向井康介が脚本を執筆した』
松本穂香×ふくだももこ「君が世界のはじまり」今夏に公開、脚本は向井康介(映画ナタリー) https://t.co/26kVAHOieI
— なforest (@bhc_forest) March 31, 2020
どちらも明確な終着点がないようにも思えます。
映画ではこれらの作品が組み合わさって一つの物語になるということでますます結末がどうなるかわかりませんが、逆に見ものかもしれませんね。
公開をしばし待ちましょう。
映画『君が世界のはじまり』キャストは?
ここでは、映画『君が世界のはじまり』のキャストについて紹介していきます。
今のところ、キャスティングとして決まっているのは…、主演の松本穂香さんのみです。
松本穂香さん/えん役
主役のえんを演じるのは、松本穂香さんです。
松本穂香さん or 芳根京子さん
どっちが可愛い??
松本穂香→RT
芳根京子→いいね pic.twitter.com/QRv5uZoCKP— Flowerフィルム (@flowerflm5010) April 7, 2020
高校時代から演劇部に所属しており、同じく在学中に芸能事務所のオーディションに応募し合格したことをきっかけに芸能界入りを果たします。
2015年、ロッテとのコラボ短編映画に出演したことで、女優としてデビューを果たします。
同年には映画『風に立つライオン』で長編映画に初出演を果たします。
NHKひよっこの青天目澄子役・松本穂香さんは、映画「風に立つライオン」で航一郎さんの学生時代のクラスメートだった子よね。
最近まで風に立つライオンのwikiに名前が載っていなかったんだけど、ひよっこ効果か、やっと名前が掲載された〜。
映画でとても印象的なので、ずっと探してたの! pic.twitter.com/XXbd7Du25c— 焼き芋焼酎黒瀬 (@KUR0SE) September 7, 2017
2016年、ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』への出演で、連続ドラマ初出演を果たし、同年には舞台『ヨミガエラセ屋』で舞台初出演と共に初主演を飾りました。
2017年、ドラマ『ひよっこ』にて、朝ドラに初出演を果たしたことで、注目を浴び始めます。
今夏、TBSが実写ドラマ化する『この世界の片隅に』のヒロイン“すずさん”は「松本穂香」に決まったようだ(女性自身 本日発売号 https://t.co/hdDNpnMqor )朝ドラ『ひよっこ』の眼鏡っ子、現在はauのCM「意識高すぎ高杉くん」出演中。アニメ版“のん”の当たり役にどこまで迫れるか。 pic.twitter.com/qiSjm9RuYj
— Tshmz (@Tshmz) April 9, 2018
2018年、ドラマ『この世界の片隅に』で連続ドラマ初主演を飾りました。
2019年には映画『おいしい家族』にて長編映画初主演を務め、その後、映画『わたしは光をにぎっている』、『酔うと化け物になる父がつらい』、『みをつくし料理帖』など、立て続けに主演を飾るなど、活躍を見せています。
「おいしい家族」(2019・日本)監督:ふくだももこ 出演:松本穂香、板尾創路、浜野謙太、笠松将、モトーラ世理奈 pic.twitter.com/wefplZwcjA
— cinema flyer archive (@metron_cinema) May 12, 2019
今最も注目される女優さんの一人ですね。
今作での演技にも期待が高まります。
映画『君が世界のはじまり』原作の評価とネットの反応は?
ここでは、映画『君が世界のはじまり』の原作評価、ネットでの反応について紹介していきます。
まず、原作であり、監督のふくだももこさんが執筆した小説『えん』、『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』の評価について紹介していきます。
小説『えん』は、ふくだももこさんの処女小説で、第40回すばる文学賞の佳作に選ばれており、下記のような感想が寄せられています。
ふくだももこさん著「えん」読了。軽やかであたたかくて清々しい読後感でした。
— 恭仁 涼子@赤鉛筆同盟 (@ryoko_9812) November 4, 2017
佳作ふくだももこ『えん』はえらいエネルギッシュな作品やなぁ、読み始めた瞬間に感じた。青臭い思春期の子達の話。
要所要所に盛り上がるところはあるんだけど、少し物足りない。特にラストは読んでいて「わー」となってテンションが上がりそうになるけれど最後の最後にはガクッとなってしまった→— 海之 (@junjun301) October 7, 2016
爽やかでいて、青臭い、青春物語という印象のようで、賞を受賞していることからも、なかなか評価は高そうですね。
また、もう一つ原作として挙げられている小説『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』は、文芸誌『文學界』の新人小説月評に取り上げられるなど、注目度マックスの青春小説で、下記のような感想が寄せられています。
#車庫の書庫
ここ数日は雑誌の気になった小説をコピーして溜めていたものを読んでいた。ふくだももこ「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」がよかった。 pic.twitter.com/OSccPrtoKU— 車庫 (@485_485) June 4, 2018
すばる12月号『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら(著:ふくだももこ)』読了。
構成や最後は『和解(著:志賀直哉)』と似ていると思った。
すごく面白かった。— 枝豆太郎 (@YonaoshiHiroki) December 18, 2017
こちらも評価は大変高そうで、面白かったという感想が集まっています。
また、次は映画『君が世界のはじまり』のネットでの期待値や反応について紹介していこうと思います。
Twitterでは、今作の公開に関してこのような反応が寄せられています。
また絶対に好きな映画見つけてしまった
『君が世界のはじまり』
松本穂香 主演
ふくだももこ 監督最新作
向井康介 脚本https://t.co/RsPhlbBzBF pic.twitter.com/0xn00NiYsi— (@kyukirrs) March 31, 2020
映画『君が世界のはじまり』が観たい。FilmarksにClip! https://t.co/K3nqIsaGnM #Filmarks #映画 #君が世界のはじまり
— つき (@akiukiyuka) April 1, 2020
どうやら今作の期待値は大変高いようで、公開が楽しみという声やもう既に好きなんて声も集まっています。
原作の評価といい、映画への期待値といい、この夏でも注目作と言えますね。
公開が待ち遠しいですね。
まとめ
ここまで、映画『君が世界のはじまり』について、詳しくご紹介してきました。
今作の公開日は2020年夏ということまでしか決まっていません。
注目の話題作ということで、公開が待ち遠しいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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