高津川(映画)ネタバレやあらすじ!甲本雅裕の演技力と豪華キャストに期待度大!

本作は、素朴な田舎の人々やその日常を優しいタッチで描く、それらの映像美に定評のある錦織良成監督が、彼の地元島根県にある高津川を囲んだ集落に暮らす人々の、涙と笑いの日常の出来事を描いた物語。

新型コロナウィルスの影響で4月3日の公開予定が延期になってしまい、現段階での公開は未定になっています。

いつからか若者の地方離れが叫ばれる昨今、地方に暮らす人々の高齢化、過疎化が問題となっています。そんな問題を優しいタッチで描きつつも、大切なものとは何か、そんなことを心にほんのりと、それでいてずしりと重く落としていく、そんな作品になっている気がします。

『高津川』とは?

本作は、錦織良成監督の地元、島根県にある高津川を舞台に描いた、若者の都会離れにより嘆かれる地方の過疎化、高齢化が叫ばれるそんな深刻なテーマを優しいタッチで、それでいて生きていく中で大切なものとはいったい何なのかといった、とても大切なテーマをどっしりと心に落としていく、そんな作品に仕上がっています。

刺激的な都会、興味がそそられる魅力的な仕事や場所があり、好奇心あふれる若者であれば誰しもが憧れ、住んでみたくなります。ここ高津川を囲んだ集落に住んでいる若者たちも例外ではありません。

本作の主人公斎藤学(甲本雅裕)、中高年になる彼の同級生たちもそれぞれが地元を離れて都会に暮らし、彼の高校生の息子も地元に残るか出ていくかで進路を迷う・・・・。この土地で代々受け継がれている歌舞伎の原型とされている神楽の舞、そんな地元の伝承を引き継ぐ若者がいなくなってしまうかもしれない危機、そしてさらなる過疎化・・・・。日本の古き良き伝承技術がなくなってしまうのか・・・・。

そんなある日、学たちの母校が廃校になることに、自分の故郷や母校がなくなるかもしれない、そんな危機を目の当たりにした彼らの心によぎった大切なこととはいったい・・・。

甲本雅裕の演技力と豪華キャストに期待度大!

本作はトップバイプレイヤーとしての地位を確実なものとしている甲本雅裕が初主演の作品。彼の役に対するその飽くなき実力がいかんなく発揮されています。

錦織監督が甲本氏を主演にした意図とは?都会の魅力に押されて脇にどかされている地方、その地方を主役に持っていく、トップバイプレイヤーの甲本氏を主演に選んだところに、そんな監督の本作への意気込みや真意が見て取れるような気がします。

『高津川』ネタバレやあらすじ!

日本一の清流といわれている「高津川」、そんな高津川の流域に暮らして牧場を経営している斎藤学(甲本雅裕)は、最愛の妻を亡くしてから、母親の絹江(奈良岡朋子)、娘の七海(大野いと)、息子の竜也(石川雷蔵)との4人暮らし。

そんな中、竜也が地元の誇りである「神楽」の舞の稽古をさぼっていることが発覚します。「神楽」は歌舞伎の源流ともいわれ、代々その舞手が受け継がれて来ましたが、竜也が地元を離れていくかもしれない、そうなると舞手がいなくなる・・・・そんな不穏な空気が流れてきます。

そんなある日、過疎化が進んでいるこの町にリゾート開発の話が舞い込み、さらには母校が廃校になるといった事態になり、地元の問題はますます深刻化します。学は、地元に残り和菓子屋を継いだ同級生の陽子(戸田菜穂)たちと一緒に、地元に残っている者も含めて、地元を離れてバラバラになってしまった同級生を呼び戻すことにします。

生まれ故郷の恩恵に背を向けて離れていった者たち、その重要性は分かりつつも、そのことに直面できないまま・・・大切なものとは何か、守るべきものとは何か・・・、それぞれがそれぞれの答えを見つけ出すことはできるのか・・・・。

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『高津川』のキャストやスタッフは?

甲本雅裕(斉藤学役)

1989年から東京サンシャインボーイズに入団して1994年まで在籍、同劇団の作品には、ほぼ出演を果たしています。

その後、劇団の活動を休止し、舞台からテレビドラマや映画に活動の拠点を移すします。様々な役を等身大に演じて、トップバイプレイヤーとしての地位を獲得します。

また、歌手の甲本ヒロト氏は実の兄であり、2004年に出演したポッカの「キレートレモン」のCMで初の兄弟共演、その後、2005年の映画『リンダ リンダ リンダ』ではTHE BLUE HEARTSの急造カバーを目指すガールズバンドが所属する軽音楽部顧問として出演しています。

戸田菜穂(大畑陽子役)

高校生の頃、『第15回 ホリプロタレントスカウトキャラバン』においてグランプリに選ばれ芸能界デビューを果たします。その後、『ええにょぼ』に主演したことにより全国的にその名が知れ渡ります。

その後は大ヒットドラマ『ショムニ』での杉田美園役でコメディエンヌとしての演技が定評となり、その人気を不動のものとします。一方で『anego[アネゴ]』では一転してサバサバしたキャリアウーマン役を演じ、そのカメレオン俳優ぶりを発揮、実力名声ともにゆるぎない女優としての地位を獲得、活躍しています。

錦織良成(原作・脚本・監督)

中井貴一主演の「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」という作品で、脚本、監督として、その名を全国的に知らしめます。

地方の問題やそこに暮らす人々を切なくも力強く書きだした作品を優しいタッチと映像美で描くと評判の監督。

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まとめ

魅力的な仕事や場所、そんな憧れの都会、若い時なら誰しもが上京することを夢見たことがあるのではないでしょうか。しかし、それは一方で自分の生まれ故郷を捨て、年老いた両親を孤独に追いやってしまうことになりかねないかもしれません。

都会は魅力的な街ではありますが、その反面、地方の人口の流出、若者の地方離れが返って東京の魅力を殺してしまうのではないでしょうか。

なぜなら東京は、地方で農業や漁業、林業などをやってくれている人々、日本の伝統文化を守ってくれている人々によって支えられているからです。彼らの支えがあって都会は魅力的なわけです。

いま一度、自身の故郷に思いを馳せ、本作を観てみるのも良いかもしれません。

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