男は迷っている・・・どちらの女性を選ぶか。
成熟した女性か・・・可憐な娘か・・・対照的な2人の女性の間で揺れる男。
1人の男と2人の女・・・揺れる恋の結末は?
映画『パリの恋人たち』は、パリを舞台に1人の男と2人の女が織り成す不器用な恋の行方を短編小説のように描いた、大人のラブストーリーです。
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パリの恋愛模様
『パリの恋人たち(原題:A Faithful Man)』12月13日(金)日本公開決定! https://t.co/QotR5Vcfpj
— 映画ナビ【公式】 (@em_cinema) 2019年9月6日
世界で最もロマンチックな都市と言っても過言でない・・・華やぎのパリ。
それゆえパリが舞台となる恋愛映画もたくさんあり、必ずと言って良いほどセーヌ川に架かる「ポン・ヌフ橋」などの橋が背景に登場し、そんなパリで「ポン・ヌフの恋人」をはじめとする名作映画も誕生しました。
フランスの恋愛映画には不思議と心に残る作品もあり、『パリ、嘘つきな恋』は、プレイボーノのビジネスマンが思わぬ嘘をついた事から始まる恋愛映画で、笑えて感動する大人のラブストーリー映画として、フランスでは大ヒットを記録しました。
「パリ、恋人たちの二日間」では、パリを訪れた倦怠期のフランス人とアメリカ人のカップルがさまざまな危機に遭遇するラブコメディーで、フランスタッチの笑いがありました。
本作『パリの恋人たち』は、2018年の第31回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で『ある誠実な男』のタイトルで上映されたほか、第66回サンセバスチャン国際映画祭ではコンペティション部門で脚本賞を受賞した作品です。
ざっくりあらすじ
舞台はパリ。
ジャーナリストの青年アベルは、3年間同棲した恋人マリアンヌから妊娠を告げられる。
しかし子どもの父親は友人ポールであることを告げられ、アベルとマリアンヌは別れることになった。
それから数年後、アベルはポールの告別式でマリアンヌと再会するが、ポールの妹イヴからも思いを告白され、2人の女性の間で揺れ動く。
大人の魅力を放つマリアンヌ・・・小悪魔的な魅力があるエヴ。
1人の男と2人の女・・・揺れる恋の結末は?
本作はユーモアを交えて描かれるフランス風・大人のラブストーリーです。
キャスト
ルイ・ガレル監督主演『パリの恋人たち』12月公開、リリー=ローズら共演https://t.co/XayRPrmw2n pic.twitter.com/zKib53YR1n
— CINRA.NET カルチャーメディア (@CINRANET) 2019年9月6日
本作は、『恋人たちの失われた革命』などで知られるフランスの名匠フィリップ・ガレル監督の息子であり俳優でもある、ルイ・ガレルが主演と監督を務めます。
小悪魔的魅力でアベルを翻弄するイヴを、言わずと知れたジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの愛娘でシャネルのモデルとしても活躍するリリー=ローズ・デップが演じます。
パリジェンヌらしい、若々しいファッションの着こなしにも注目です!
マリアンヌ役には、実生活でもルイ・ガレルのパートナーであるレティシア・カスタ。
ルイ・ガレル/アベル役
ルイ・ガレルは、5歳のときに父フィリップ・ガレル監督作に出演した後俳優を目指し、17歳で本格デビューしました。
ベルナルド・ベルトルッチ監督の青春映画『ドリーマーズ』でブレイクし、その後父の監督作にすべて出演し、2005年に『恋人たちの失われた革命』でセザール有望新人賞を受賞。
短編が評価されたフランソワ・オゾン監督や、タブーをテーマとしたクリストフ・オノレら刺激的な監督たちと組む傍ら、自身も短編を監督し映画制作に意欲を見せています。
リリー=ローズ・デップ/エヴ役
リリー=ローズ・デップは、父親は俳優ジョニー・デップ、母親はファッションモデル兼女優ヴァネッサ・パラディという最強の遺伝子を引き継ぐ女優さんです。
15歳でスクリーンデビューを果たしてからは、シャネルのミューズとなり数々の映画にも出演しています。
既にセレブオーラ満開で、モデルや女優として大忙しのイットガールともいえます。
母親のヴァネッサ・パラディはフランス人なので同作のパリジェンヌの役柄もぴったりで、パリジェンヌらしい若々しいファッションの着こなしにも注目です!
レティシア・カスタ/マリアンヌ役
実生活でもルイ・ガレルのパートナーであるレティシア・カスタは、15歳でスカウトされ、活動を開始してからは女性誌の100以上の雑誌カヴァーを飾り、ラルフ・ローレンやイヴ・サンローランなどハイブランドのモデルとして絶大な人気を誇り、その時代を象徴する美女 として活躍しています。
2010年の映画『ゲンスブールと女たち』では、ブリジット・バルドー役をセクシーに演じました。女優の他にも映画監督やユニセフの親善大使としても知られています。
ルイ・ガレルやリリー・ローズの演技評価
俳優としてのルイ・ガレルは、フランスのアカデミー賞とも言われるセザール賞に4度ノミネートされている演技派で、フランス映画界のサラブレッドとして注目されています。
2018年公開の『グッバイ・ゴダール!』では、映画の神ゴダール役を髪の毛を半ハゲにして演じ、本来の彼の魅力であるフレンチイケメンのイメージを捨ててまで、ゴダールになりきる役者魂を見せています。
そして、なによりこの映画のリリー=ローズ・デップが小悪魔的でキュート!
本人はシャネルのCMや雑誌のモデルとしても活躍しているが「単純に演技が好き」ということを告白し、演技は演技学校などで勉強する予定はないとか・・・これから映画出演する中で学んでいくつもりの様です。
最新の出演作『キング』では、15世紀のフランスの王妃、キャサリン・オブ・ヴァロワを演じ着々と女優業をこなしています。
予告編映像にはマリアンヌ(レティシア・カスタ)とエヴ(リリー・ローズ)の舌戦が収録され「アベルが欲しい。愛してないでしょ、私にちょうだい」というエヴの言葉を受けて「断ったら?」と答えるマリアンヌに「戦争ね」と、エヴが笑顔を返す映像が収録されています。
まとめ
魅惑と恋の街パリには、様々な恋愛模様とドラマがあります。
絡み合う糸の様に、男と女の恋が・愛が交差する。
果たして・・・絡み合った糸の結末は? 本作はフランス風・大人のラブストーリーです。
映画「パリの恋人たち」2019年12月13日公開
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